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第23回 柔道整復師国家試験問題

【 利用上の注意 】
・掲載している国家試験問題および解答には誤りがある可能性があります。
 確実な内容が必要な方は、市販の過去問題集等をご参照ください。
・画像問題の画像は現在準備中です。何卒ご了承くださいませ。

問題1 横突孔で正しいのはどれか。
1.環椎にはない。
2.歯状靱帯がつく。
3.椎骨動脈が通る。
4.黄色靱帯が覆う。

問題2 複関節はどれか。
1.顎関節
2.肩関節
3.肘関節
4.股関節

問題3 股関節を屈曲するのはどれか。
1.大殿筋
2.中殿筋
3.梨状筋
4.腸腰筋

問題4 屈筋支帯より表層を通るのはどれか。
1.長掌筋
2.方形回内筋
3.浅指屈筋
4.長母指屈筋

問題5 ヘモグロビンを含有するのはどれか。
1.赤血球
2.好中球
3.リンパ球
4.血小板

問題6 小循環に属するのはどれか。
1.門脈
2.臍静脈
3.肺動脈
4.上腕動脈

問題7 ホルモンを運搬するのはどれか。
1.リンパ球
2.血液
3.唾液
4.脳脊髄液

問題8 関節運動の表示で正しいのはどれか。
1.肩関節の屈曲は後方挙上をさす。
2.手関節の屈曲は背屈をさす。
3.足関節の屈曲は底屈をさす。
4.体幹の屈曲は後屈をさす。

問題9 カタル性炎で正しいのはどれか。
1.体腔に漿液が貯留する。
2.結合組織内に多量の好中球が浸潤する。
3.粘膜の炎症で粘液分泌の亢進が著しい。
4.線維素の析出が著しい。

問題10 インフォームド・コンセントで正しいのはどれか。
1.わが国では「根拠に基づく医療」と訳されている。
2.ヘルシンキ宣言に記載されている用語である。
3.パターナリズムに基づく医療である。
4.患者本人より家族の意志決定が優先される。

問題11 名称独占はないが業務独占を有する資格はどれか。
1.診療放射線技師
2.柔道整復師
3.理学療法士
4.歯科衛生士

問題12 物理療法と禁忌との組合せで誤っているのはどれか。
1.超短波   ─── 体内金属
2.超音波   ─── —眼球
3.寒冷    ─── レイノー(Raynaud)病
4.パラフイン ─── 関節リウマチ

問題13 意識障害を表す用語でないのはどれか。
1.傾眠
2.せん妄
3.昏迷
4.仰うつ

問題14 眼球突出がみられるのはどれか。
1.アジソン(Addison)病
2.クッシング(Cushing)症候群
3.橋本病
4.バセドウ(Basedow)病

問題15 ショックをきたす病態とその治療との組合せで正しいのはどれか。
1.アナフィラキシー ─── 輸血
2.心タンポナーデ  ─── —胸腔ドレナージ
3.外傷性脾損傷   ─── 腹腔穿刺
4.重症熱傷     ─── 急速輸液

問題16 大腿骨頸部内側型骨折が難治性になる理由で誤っているのはどれか。
1.骨膜を欠く。
2.骨頭が壊死しやすい。
3.骨折面に牽引力が作用する。
4.骨萎縮が強い。

問題17 骨折転位を角度で表すのはどれか。
1.短縮転位
2.側方転位
3.屈曲転位
4.離開転位

問題18 脱臼と判断できるのはどれか。
1.関節裂隙に沿った限局性圧痛がある。
2.関節腔が空虚である。
3.関節周径が健側に比べて大きくなっている。
4.関節可動域が健側に比べて小さくなっている。

問題19 靱帯の第Ⅰ度損傷で受傷直後に確認できるのはどれか。
1.局所の陥凹
2.皮下出血斑の出現
3.不安定性の徒手検査陽性
4.自動運動の関節可動域減少

問題20 骨折の治療で手術療法と比較して保存療法の特徴となるのはどれか。
1.治療期間が短い。
2.感染の危険性は低い。
3.解剖学的整復位を得やすい。
4.早期から運動療法ができる。

問題21 コーレス(Colles)骨折の屈曲整復法で最初に遠位骨片を屈曲する方向はどれか。
1.背側方向
2.掌側方向
3.橈側方向
4.尺側方向

問題22 骨折の治療で緊急度の高いのはどれか。
1.区画症候群
2.関節拘縮
3.偽関節
4.変形癒合

問題23 腋窩線上の第7肋骨骨折で疼痛が増強しにくいのはどれか。
1.唾液の嚥下
2.体幹の捻転
3.深呼吸
4.胸郭前後からの圧迫

問題24 顎関節前方脱臼で片側脱臼だけにみられる所見はどれか。
1.閉口運動が制限される。
2.オトガイ部が健側に偏位する。
3.発音が不明瞭である。
4.陥凹した関節窩を触知する。

問題25 上腕骨外科頸外転型骨折で正しいのはどれか。
1.肩関節外転可動域は正常である。
2.遠位骨折端が外方へ向く。
3.肩峰と大結節の距離は拡大する。
4.三角筋部の膨隆が消失する。

問題26 上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。
1.骨端線離開である。
2.多くは遠位骨片が前方に転位する。
3.上腕軸に対しヒューター線が傾斜する。
4.健側と比べ前腕長が短縮する。

問題27 肩鎖関節上方脱臼で正しいのはどれか。
1.前方脱臼に次いで多い。
2.女性に多い。
3.第Ⅱ度損傷は鳥口鎖骨靱帯断裂を伴う。
4.ピアノキー症状がみられる。

問題28 小児肘内障で整復の確認に使われないのはどれか。
1.単純エックス線像による整復の確認
2.他動的な回外運動での抵抗感消失
3.整復操作中のクリック音触知
4.自発的な患肢使用

問題29 大腿骨頸部内側型骨折で正しいのはどれか。
1.若年者に多い。
2.外転型が多い。
3.転倒発生が多い。
4.腫脹が強い。

問題30 傷害と検査との組合せで正しいのはどれか。
1.前十字靱帯損傷 ─── サギングサイン
2.後十字靱帯損傷 ─── ワトソン・ジョーンズテスト
3.半月板損傷   ─── ラックマンテスト
4.腸脛靱帯炎   ─── グラスピングテスト

問題31 内胚葉から分化するのはどれか。
1.眼球
2.大脳
3.肝臓
4.骨格筋

問題32 大腿骨転子窩に停止するのはどれか。
1.半膜様筋
2.内閉鎖筋
3.腸骨筋
4.恥骨筋

問題33 ラムダ縫合を形成するのはどれか。
1.前頭骨と頭頂骨
2.側頭骨と後頭骨
3.蝶形骨と前頭骨
4.頭頂骨と後頭骨

問題34 鳥口突起に停止するのはどれか。
1.大胸筋
2.小胸筋
3.鎖骨下筋
4.前鋸筋

問題35 脳神経の支配を受けるのはどれか。
1.三角筋
2.前鋸筋
3.広背筋
4.僧帽筋

問題36 図中の矢印の部位に停止する筋はどれか。
1.上腕二頭筋
2.鳥口腕筋
3.上腕三頭筋
4.上腕筋

問題37 骨と部位名との組合せで正しいのはどれか。
1.腓骨  ─── 腓骨関節面
2.尺骨  ─── 橈骨切痕
3.上腕骨 ─── 外側顆
4.大腿骨 ─── 大結節

問題38 内転筋管を通るのはどれか。
1.伏在神経
2.腓腹神経
3.後大腿皮神経
4.坐骨神経

問題39 閉鎖神経が支配するのはどれか。
1.縫工筋
2.内側広筋
3.腸骨筋
4.薄筋

問題40 前室間溝を走行するのはどれか。
1.左冠状動脈
2.右冠状動脈
3.冠状静脈洞
4.左心室後静脈

問題41 最も尾側で腹大動脈から分枝するのはどれか。
1.腹腔動脈
2.腎動脈
3.精巣動脈
4.下腸間膜動脈

問題42 血管の走行部位で正しいのはどれか。
1.腋窩動脈は上腕骨外科頸に沿う。
2.尺骨動脈は手根管を通る。
3.内側大腿回旋動脈は大腿骨頸に沿う。
4.前脛骨動脈は足根管を通る。

問題43 静脈血が下大静脈に直接流入するのはどれか。
1.胃
2.膵臓
3.肝臓
4.胆嚢

問題44 横紋筋はどれか。
1.幽門括約筋
2.オッデイの括約筋
3.外肛門括約筋
4.十二指腸提筋

問題45 小網を構成するのはどれか。
1.腸間膜
2.肝胃間膜
3.肝鎌状間膜
4.横行結腸間膜

問題46 正しいのはどれか。
1.右気管支は左気管支より長い。
2.右気管支の分岐角度は左気管支より大きい。
3.右肺は左肺より大きい。
4.右反回神経は左反回神経より長い。

問題47 正しいのはどれか。
1.肺は縦隔に含まれる。
2.肺の表面は胸膜に覆われる。
3.肺尖は横隔膜に接する。
4.ガス交換は細気管支で行われる。

問題48 正しいのはどれか。
1.尿管は腎門から出る。
2.腎臓は骨盤内に位置する。
3.乳頭孔は腎皮質にある。
4.糸球体は腎髄質にある。

問題49 男性生殖器で正しいのはどれか。
1.セルトリ細胞は精上皮の一部である。
2.精管は鼡径管内を走行する。
3.精嚢は精子を貯蔵する。
4.前立腺は透明な液を分泌する。

問題50 正しいのはどれか。
1.子宮膀胱窩をダグラス窩という。
2.子宮上端部を子宮頸部という。
3.卵子は卵管采から取り込まれる。
4.卵子は黄体内で成熟する。

問題51 インスリンを分泌するのはどれか。
1.下垂体前葉
2.甲状腺
3.副腎皮質
4.膵臓

問題52 下垂体ホルモンの支配下にないのはどれか。
1.甲状腺
2.上皮小体
3.副腎
4.精巣

問題53 大脳皮質の機能局在で正しいのはどれか。
1.運動野は頭頂葉にある。
2.視覚野は後頭葉にある。
3.運動性言語野は側頭葉にある。
4.聴覚野は前頭葉にある。

問題54 温度覚と痛覚の伝導路が中継される部位はどれか。
1.黒質
2.小脳核
3.大脳基底核
4.視床

問題55 前腕の筋を支配しないのはどれか。
1.筋皮神経
2.正中神経
3.尺骨神経
4.橈骨神経

問題56 副交感神経と関連するのはどれか。
1.翼口蓋神経節
2.上顎神経節
3.脊髄神経節
4.腹腔神経節

問題57 眼球で正しいのはどれか。
1.虹彩は内膜である。
2.脈絡膜は線維膜である。
3.瞳孔括約筋は交感神経支配である。
4.毛様体は平滑筋を含む。

問題58 味覚に関わるのはどれか。
1.下歯槽神経
2.舌下神経
3.鼓室神経
4.鼓索神経

問題59 筋腹を体表から触れることができるのはどれか。
1.回外筋
2.方形回内筋
3.腕橈骨筋
4.長母指屈筋

問題60 斜角筋隙を通過するのはどれか。
1.総頸動脈
2.鎖骨下動脈
3.腋窩動脈
4.上腕動脈

問題61 物質を消化する酵素を含むのはどれか。
1.核
2.小胞体
3.リソソーム
4.ミトコンドリア

問題62 抗体を産生するのはどれか。
1.形質細胞
2.マクロファージ
3.ヘルパーTリンパ球
4.細胞傷害性Tリンパ球

問題63 フィブリンを分解するのはどれか。
1.トロンビン
2.プラスミン
3.セロトニン
4.カルシウムイオン

問題64 静脈が属するのはどれか。
1.弾性血管系
2.抵抗血管系
3.交換血管系
4.容量血管系

問題65 ヘモグロビンの酸素解離曲線が左方偏移する要因はどれか。
1.血圧の上昇
2.血液のpHの上昇
3.血液の温度の上昇
4.血液の二酸化炭素分圧の上昇

問題66 ビタミンAの欠乏症はどれか。
1.脚気
2.夜盲症
3.壊血病
4.悪性貧血

問題67 1グラムの脂質が発生するエネルギー量はどれか。
1.1.5kcal
2.4.1kcal
3.9.3kcal
4.15.0kcal

問題68 タンパク分解酵素はどれか。
1.アミラーゼ
2.マルターゼ
3.トリプシン
4.リパーゼ

問題69 胃で産生されるのはどれか。
1.レニン
2.ガストリン
3.インスリン
4.レプチン

問題70 身体からの熱放散を増加させるのはどれか。
1.発汗
2.ふるえ
3.特異動的作用
4.皮膚血管の収縮

問題71 バゾプレッシンが作用する部位はどれか。
1.ボーマン嚢
2.集合管
3.近位尿細管
4.遠位尿細管

問題72 ホルモンを産生しないのはどれか。
1.脳
2.心臓
3.脾臓
4.小腸

問題73 甲状腺ホルモンの生理作用はどれか。
1.血糖低下
2.酸素消費抑制
3.水分保持
4.熱量産生増大

問題74 ノルアドレナリンで正しいのはどれか。
1.副交感神経系の神経伝達物質である。
2.副腎髄質から分泌される。
3.熱産生を抑制する。
4.末梢血管抵抗を減少させる。

問題75 エストロジェンの生理作用はどれか。
1.オキシトシン感受性の抑制
2.子宮内膜の増殖
3.体温の上昇
4.乳腺の発達の抑制

問題76 上皮小体ホルモンの生理作用はどれか。
1.血漿中のカルシウムイオン濃度を低下させる。
2.腎尿細管からのカルシウムイオンの排泄を促進する。
3.骨からのカルシウムイオンの遊離を抑制する。
4.腎臓でビタミンDの活性化を促進する。

問題77 神経細胞の静止膜電位形成に関与するのはどれか。
1.ナトリウムの膜透過性増大
2.カリウムの膜透過性低下
3.カルシウムチャネル
4.ナトリウムポンプ

問題78 コリン作動性の交感神経節後線維の支配を受けるのはどれか。
1.心臓
2.消化管
3.汗腺
4.副腎髄質

問題79 大脳皮質の第Ⅴ層が発達しているのはどれか。
1.一次視覚野
2.一次聴覚野
3.一次運動野
4.一次体性感覚野

問題80 平滑筋で正しいのはどれか。
1.体性神経の支配を受ける。
2.神経筋接合部を形成する。
3.筋小胞体が横紋筋より発達している。
4.細胞内カルシウム濃度の上昇により収縮が始まる。

問題81 筋電図のM波で正しいのはどれか。
1.閾値はH波より高い。
2.潜時はH波より長い。
3.Ia群線維の興奮が必要である。
4.単シナプス反射回路を介する。

問題82 視床で中継されない感覚情報はどれか。
1.視覚
2.聴覚
3.嗅覚
4.味覚

問題83 神経細胞はどれか。
1.網膜の錐状体細胞
2.嗅上皮の嗅細胞
3.味蕾の味細胞
4.平衡斑の有毛細胞

問題84 性染色体で正しいのはどれか。
1.男性はXXである。
2.ターナー(Turner)症候群ではX染色体がない。
3.卵子の半分はY染色体を持っている。
4.減数分裂によって数が半分になる。

問題85 受精、妊娠で正しいのはどれか。
1.排卵された卵子の生存期間は2〜3日ある。
2.女性生殖器内で精子の生存期間は2〜3週間である。
3.受精してから子宮に着床するまで1〜2日である。
4.胎盤が形成されるのに5〜6か月かかる。

問題86 橋に神経核がある脳神経はどれか。
1.動眼神経
2.外転神経
3.滑車神経
4.舌咽神経

問題87 アキレス腱反射で正しいのはどれか。
1.多シナプス反射である。
2.脳幹反射である。
3.伸張反射である。
4.表在反射である。

問題88 随意運動発現の情報伝達で正しいのはどれか。
1.大脳辺縁系 → 大脳運動野 → 大脳連合野 → 脊髄
2.大脳連合野 → 大脳運動野 → 大脳辺縁系 → 脊髄
3.大脳運動野 → 大脳辺縁系 → 大脳連合野 → 脊髄
4.大脳辺縁系 → 大脳連合野 → 大脳運動野 → 脊髄

問題89 肩関節屈曲に働くのはどれか。
1.大胸筋鎖骨部
2.三角筋後部
3.大円筋
4.上腕二頭筋長頭

問題90 スカルパ三角を構成しないのはどれか。
1.半膜様筋
2.長内転筋
3.鼡径靱帯
4.縫工筋

問題91 機能肢位(良肢位)で正しいのはどれか。
1.肩関節外転0°
2.肘関節屈曲90°
3.股関節屈曲90°
4.膝関節屈曲90°

問題92 人体の重心で正しいのはどれか。
1.小児では重心の位置が相対的に低位にある。
2.重心線は耳垂の前方と外果の後方を通る。
3.重心とは身体各部の重量が相互に平衡である点と規定される。
4.重心は仙骨やや後方にある。

問題93 反射出現の時期で正しいのはどれか。
1.足底反射    ─── 新生児
2.腱反射     ─── 3か月
3.頭の支持反射  ─── 10か月
4.四肢の平衡反応 ─── 16か月

問題94 運動制御の部位で運動学習の過程に関与するのはどれか。
1.大脳基底核
2.延髄
3.視床
4.小脳

問題95 一側の踵が接地して次に同じ側の踵が接地するまでの動作はどれか。
1.1歩
2.歩幅
3.歩隔
4.重複歩

問題96 生体の正常な状態の形態観察を目的に行われるのはどれか。
1.病理解剖
2.系統解剖
3.司法解剖
4.行政解剖

問題97 他覚的所見はどれか。
1.咳嗽
2.眩暈
3.心肥大
4.倦怠感

問題98 熱傷の説明で誤っているのはどれか。
1.胃・十二指腸の急性出血性潰瘍の原因となる。
2.第2度熱傷は瘢痕を残さずに治癒する。
3.気道熱傷は肺浮腫を起こすことがある。
4.第3度熱傷では潰瘍がみられる。

問題99 放射線晩期傷害はどれか。
1.脱毛
2.下痢
3.白血球減少
4.発癌

問題100 アポトーシスで誤っているのはどれか。
1.細胞は膨化する。
2.核は断片化する。
3.マクロファージに貧食される。
4.放射線により誘導される。

問題101 血栓形成の順序で正しいのはどれか。
1.内皮障害 → フィブリン凝固 → 血小板凝集   → 器質化
2.内皮障害 → 血小板凝集   → フィブリン凝固 → 器質化
3.内皮障害 → フィブリン凝固 → 器質化     → 血小板凝集
4.内皮障害 → 血小板凝集   → 器質化     → フィブリン凝固

問題102 ネフローゼ症候群で全身性浮腫が生じる原因はどれか。
1.血管透過性の亢進
2.毛細血管圧の上昇
3.血漿膠質浸透圧の低下
4.リンパ管の閉塞

問題103 炎症の分類と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1.カタル性炎 ─── アレルギー性鼻炎
2.線維素炎  ─── 間質性肺炎
3.化膿性炎  ─── 気管支肺炎
4.肉芽腫性炎 ─── ハンセン(Hansen)病

問題104 免疫担当細胞と関連病態・機能との組合せで誤っているのはどれか。
1.細胞傷害性Tリンパ球 ─── 移植臓器の拒絶反応
2.ヘルパーTリンパ球  ─── 後天性免疫不全症候群で減少
3.Bリンパ球      ─── ウイルス感染細胞の破壊
4.ナチュラルキラー細胞 ─── 自己防衛的役割

問題105 アレルギー分類と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1.Ⅰ型(アナフィラキシー型) ─── 花粉症
2.Ⅱ型(細胞傷害型)     ─── 異型輸血
3.Ⅲ型(免疫複合体型)    ─── 血清病
4.Ⅳ型(遅延型)       ─── 自己免疫性溶血

問題106 前立腺癌の診断に有用な腫瘍マーカーはどれか。
1.hCG
2.PSA
3.CA19-9
4.CEA

問題107 癌と原因との組合せで正しいのはどれか。
1.膀胱癌  ─── アニリン
2.肝細胞癌 ─── アスベスト
3.鼻咽頭癌 ─── ヘリコバクター・ピロリ
4.食道癌  ─── エプスタイン・バーウイルス

問題108 男性に頻度の高い遺伝病はどれか。
1.血友病A
2.結節性硬化症
3.マルファン(Marfan)症候群
4.家族性大腸ポリポーシス

問題109 二次予防はどれか。
1.禁煙教育
2.予防接種
3.肺がん検診
4.リハビリテーション

問題110 図は1981〜2011年の循環器系、呼吸器系、消化器系、筋骨格系の各疾患の外来受療率(人口10万対)を示す。消化器系疾患はどれか。
1.a
2.b
3.c
4.d

問題111 母子保健の指標で正しいのはどれか。
1.生後半年以内の死亡を乳児死亡という。
2.妊娠満12週以後の死児の出産を死産という。
3.妊娠20週以後の死産と早期新生児死亡を合せたものを周産期死亡という。
4.母親が妊娠中あるいは出産後8週未満に死亡した場合を妊産婦死亡という。

問題112 学校保健安全法における風疹の出席停止期間の基準はどれか。
1.発疹が消失するまで
2.解熱した後3日を経過するまで
3.すべての発疹が痂皮化するまで
4.耳下腺の腫脹が消失するまで

問題113 局所振動障害を起こす作業はどれか。
1.チェーンソーを用いる作業
2.高温作業
3.VDT作業
4.潜函作業

問題114 精神保健で誤っているのはどれか。
1.入院受療率は悪性新生物より精神障害が高い。
2.緊急借置入院は保護者の同意を必要とする。
3.半数以上の労働者が職場生活において強い不安やストレスを感じている。
4.デイケア、リワークなどが三次予防として行われる。

問題115 WHOの主要な業務として適切でないのはどれか。
1.母子の健康と福祉の増進
2.疾病、死因に関する国際用語表の作成および改正
3.伝染病、風土病などの撲滅事業の奨励および促進
4.労働条件の向上のための国際的な政策や計画の策定

問題116 細菌感染による疾患はどれか。
1.C型肝炎
2.鳥インフルエンザ
3.後天性免疫不全症候群
4.流行性脳脊髄膜炎

問題117 感染症における感受性宿主対策はどれか。
1.手洗い
2.学級閉鎖
3.予防接種
4.マスクの使用

問題118 滅菌法のうち化学的方法に分類されるのはどれか。
1.乾熱滅菌
2.y線滅菌
3.高圧蒸気滅菌
4.過酸化水素ガスプラズマ滅菌

問題119 事務所の屋内空気の衛生環境基準で誤っているのはどれか。
1.気積    ─── 10立方メートル/人以上
2.湿度    ─── 40~70%
3.気流    ─── 0.5m/秒以上
4.浮遊粉じん ─── 0.15mg/立方メートル以下

問題120 公害に関する組合せで誤っているのはどれか。
1.鉛      ─── イタイイタイ病
2.ヒ素     ─── 宮崎土呂久鉱害
3.メチル水銀  ─── 新潟水俣病
4.二酸化いおう ─── 四日市喘息

問題121 柔道整復師法の規定で欠格事由でないのはどれか。
1.麻薬、大麻又はあへんの中毒者
2.罰金以上の刑に処せられた者
3.感染症にかかっている者
4.柔道整復の業務に関し犯罪又は不正の行為があった者

問題122 柔道整復師法施行規制で規定する免許証の再交付申請ができるのはどれか。
1.免許を取り消されたとき
2.登録を消除されたとき
3.免許証を紛失したとき
4.免許証を書き換えるとき

問題123 柔道整復師の業務範囲として正しいのはどれか。
1.外科手術
2.止血剤の注射
3.内服薬の投与
4.捻挫の患部への施術

問題124 施術所に関して誤っているのはどれか。
1.開設した者は都道府県知事に届け出る。
2.廃止した場合は都道府県知事に届け出る。
3.所在地の都道府県知事が監督する。
4.開設者は柔道整復師の免許を有していなければならない。

問題125 柔道整復師法施行規則第17条の届出事項でないのはどれか。
1.開設者の氏名
2.開設者の性別
3.開設の年月日
4.構造設備の概要

問題126 柔道整復師が広告できるのはどれか。
1.交通事故専門
2.腰痛治療に効果
3.予約に基づく施術の実施
4.柔道整復師関係学会の理事

問題127 柔道整復師法の規定で30万円以下の罰金に処せられるのはどれか。
1.医師の同意を得ず脱臼又は骨折の患部に施術した。
2.正当な理由なしに業務上知り得た秘密を漏らした。
3.虚偽又は不正の事実に基づいて免許を受けた。
4.医師以外の者で無免許で柔道整復を業とした。

問題128 成文法でないのはどれか。
1.条理
2.条約
3.命令
4.条例

問題129 医療法で救急医療を提供する能力を有しなければならない医療機関はどれか。
1.診療所
2.病院
3.地域医療支援病院
4.特定機能病院

問題130 自らの判断で放射線を人体照射できる職種はどれか。
1.医師
2.看護師
3.柔道整復師
4.診療放射線技師

問題131 外傷性脊髄損傷による完全対麻痺患者のリハビリテーションの基本方針で適切なのはどれか。
1.要介護状態での施設入所を目標とする。
2.日常生活動作を自立し施設入所を目標とする。
3.要介護状態での自宅退院を目標とする。
4.就業し経済的に自立することを目標とする。

問題132 頸髄損傷による四肢麻痺患者のリハビリテーションアプローチで、
能力低下の改善を目標としているのはどれか。
1.両下肢関節の可動域訓練
2.両上肢筋力訓練
3.車椅子駆動訓練
4.家屋改修

問題133 ICIDH(国際障害分類)で能力低下にあたるのはどれか。
1.膝関節が曲がらず正座ができないので茶会に参加できない。
2.膝関節痛のために歩行ができない。
3.膝関節痛のために自宅の2階の浴槽が利用できない。
4.膝関節痛のために好きだったゴルフに参加できない。

問題134 関節運動方向の表現で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.上腕の回旋を肩関節の内旋・外旋という。
2.前腕の回旋を肘関節の内転・外転をいう。
3.大腿の回旋を股関節の内旋・外旋という。
4.下腿の回旋を足部の内がえし・外がえしという。

問題135 ロンベルグ徴候陽性となる病態はどれか。
1.小脳性運動失調
2.脊髄性運動失調
3.両側腓骨神経麻酔
4.パーキンソン(Parkinson)病

問題136 右下腿骨折の治療中に体重の3分の1までの荷重が許可された。
このときの歩行補助具で適切なのはどれか。
1.1本の松葉づえを左上肢で使用した。
2.2本の松葉づえを使用した。
3.1本の松葉づえを右上肢で使用した。
4.2本のT字つえを使用した。

問題137 歩行能力が平行棒内両手支持で往復可能なレベルの場合、
屋内移動で用いる適切な補助具はどれか。
1.高さ固定式歩行器
2.松葉づえ
3.ロフストランド・クラッチ
4.T字つえ

問題138 大腿義足に特有のソケットはどれか。
1.差し込み式ソケット
2.四辺形ソケット
3.吸着式ソケット
4.全面荷重式ソケット

問題139 一般的な失語症治療で適切なのはどれか。
1.聴覚刺激は微弱な方が良い。
2.刺激より矯正が重要である。
3.刺激は反復しない方が良い。
4.得られた反応を選択的に強化する。

問題140 脳卒中後遺症の片麻痺患者の日常生活指導で正しいのはどれか。
1.浴槽に入るときは麻痺側から入る。
2.脱衣は麻痺側から行う。
3.階段を降りるときは麻痺側から前に出す。
4.車いすからトイレに移るときは麻痺側が便座に接する方向で近づく。

問題141 45歳の女性。脳出血発症後6か月を経過したが重度の右片麻痺が残存した。
左上肢支持にて立位は安定しているが右内反尖足のために歩行は非常に困難である。
誤っているのはどれか。
1.尖足は矯正せずに歩行訓練を行う。
2.装具を作成して歩行訓練を行う。
3.健側の筋力増強訓練を行う。
4.アキレス腱延長術を考慮に入れる。

問題142 腹壁の視診で正しい組合せはどれか。
1.腹部陥凹   ─── 悪液質
2.皮膚赤色綿条 ─── 経産婦
3.皮膚白色綿条 ─── クッシング(Cushing)症候群
4.メズサの頭  ─── 卵巣嚢胞

問題143 胸腹部の打診で正しいのはどれか。
1.健常者の肺野では濁音が聞かれる。
2.右鎖骨中線において肺気腫では肺肝境界は正常よりも上がる。
3.心濁音界の左界が左鎖骨中線やや内側であった場合は心肥大を疑う。
4.腹水が貯留すると体位変換に伴って範囲が変化する濁音となる。

問題144 癌腫瘤を触診したときの特徴はどれか。
1.痛みを伴う。
2.可動性が乏しい。
3.表面皮膚に熱感がある。
4.表面が平滑である。

問題145 正しいのはどれか。
1.筋肉に力を入れると硬くなる場合に筋萎縮があると判断できる。
2.仮性肥大した筋肉は軟らかい。
3.筋緊張の低下は片麻痺の初期にみられる。
4.痙縮は錐体外路障害によって出現する。

問題146 女性化乳房をきたすのはどれか。
1.呼吸不全
2.心不全
3.肝不全
4.腎不全

問題147 体幹の左側のみにある臓器はどれか。
1.肝臓
2.胆嚢
3.脾臓
4.腎臓

問題148 ウィルヒョウリンパ節転移で正しいのはどれか。
1.発赤を伴う。
2.胃癌の転移によることが多い。
3.右鎖骨上窩リンパ節が腫脹する。
4.軟らかく可動性のあるリンパ節病変である。

問題149 ヘリコバクター・ピロリ菌感染との関連がないのはどれか。
1.胃癌
2.慢性胃炎
3.消化性潰瘍
4.潰瘍性大腸炎

問題150 腸疾患で正しいのはどれか。
1.クローン(Crohn)病の病変は直腸から連続的に全大腸に広がる。
2.潰瘍性大腸炎は回腸末端に好発する。
3.家族性大腸ポリポーシスは癌化率が高い。
4.大腸癌の好発部位は横行結腸である。

問題151 経口感染するのはどれか。
1.A型肝炎
2.B型肝炎
3.C型肝炎
4.D型肝炎

問題152 右下肋部の疝痛発作を特徴とする疾患はどれか。
1.膵炎
2.肝硬変
3.胆石症
4.虫垂炎

問題153 狭心症で誤っているのはどれか。
1.運動時に胸痛が生じる。
2.心電図でST低下を認める。
3.血液検査でCKが著しく上昇する。
4.ニトログリセリンが有効である。

問題154 本脳性高血圧症のリスクとならないのはどれか。
1.やせ
2.ストレス
3.塩分過剰摂取
4.アルコール過飲

問題155 急性白血病でみられないのはどれか。
1.発熱
2.出血斑
3.多血症
4.骨髄中の芽球

問題156 疾患とホルモンとの組合せで正しいのはどれか。
1.クレチン症      ─── 成長ホルモン
2.尿崩症        ─── 抗利尿ホルモン
3.アジソン(Addison)病  ─── 甲状腺ホルモン
4.粘液水腫       ─── 上皮小体ホルモン

問題157 糖尿病の細小血管障害でないのはどれか。
1.腎症
2.昏睡
3.網膜症
4.末梢神経障害

問題158 ネフローゼ症候群の診断基準で誤っているのはどれか。
1.一日尿蛋白量3.5g以上
2.血清総蛋白量6.0g/100mL以上
3.血清総コレステロール値250mg/100mL以上
4.浮腫

問題159 急性腎盂腎炎で認めないのはどれか。
1.黄疸
2.発熱
3.頻尿
4.肋骨・脊椎角部(CVA)の叩打痛

問題160 デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィーの遺伝形式はどれか。
1.常染色体優性遺伝
2.常染色体劣性遺伝
3.伴性優生遺伝
4.伴性劣性遺伝

問題161 筋萎縮性側索硬化症の症状はどれか。
1.筋固縮
2.構音障害
3.膀胱直腸障害
4.手袋・靴下型感覚障害

問題162 65歳の男性。6か月前に脳出血のため右片麻痺となった。
杖歩行可能だが、右前腕は強く屈曲し、右下肢は痙性となって足が足底側に屈曲し、内反した肢位をとっている。
この姿勢はどれか。
1.エビ姿勢
2.脊柱側弯姿勢
3.前かがみの姿勢
4.マン−ウェルニッケ姿勢

問題163 45歳の女性。3か月前から朝の手のこわばりと全身の関節痛が持続するために来院した。
両側手指関節と両側手関節に腫脹と圧痛、両膝関節に圧痛を認める。
血液検査で、抗CCP(環状シトルリン化ペプチド)抗体が陽性であった。
考えられる疾患はどれか。
1.痛風
2.関節リウマチ
3.結節性多発動脈炎
4.全身性エリテマトーデス

問題164 感染とその原因菌との組合せで正しいのはどれか。
1.IVHのカテーテル感染  ─── アスペルギルス
2.化膿性骨髄炎     ─── ブドウ球菌
3.丹毒         ─── ウェルシュ菌
4.ガス壊疽       ─── 溶血性連鎖球菌

問題165 癌腫と比較した肉腫の特徴で正しい組合せはどれか。
1.年齢   ─── 若年者
2.頻度   ─── 多い
3.発育速度 ─── 遅い
4.子後   ─── 良い

問題166 滅菌効果があるのはどれか。
1.アルコール
2.酸化エチレンガス
3.クロルヘキシジン
4.次亜塩素酸ナトリウム

問題167 基本的外科手技で正しいのはどれか。
1.男結びより女結びの方が緩みにくい。
2.抜糸の時期は顔面の方が体幹部より早い。
3.糸の周囲に炎症が及ぶときは抜糸を遅らせる。
4.皮下膿瘍の切開はランゲル皮膚割線に垂直に行う。

問題168 麻酔で正しいのはどれか。
1.腰椎穿刺後の頭痛は座位で悪化する。
2.悪性高熱症は麻酔終了後に発生する。
3.硬膜外麻酔では筋弛緩薬を併用する。
4.ラリンジアルマスクでは誤嚥性肺炎を予防できる。

問題169 一卵性双生児間の臓器移植はどれか。
1.自家移植
2.同系移植
3.異系移植
4.異種移植

問題170 出血時の一次止血に関与するのはどれか。
1.白血球
2.赤血球
3.血小板
4.フィブリン

問題171 60歳の男性。突然の激しい頭痛で来院した。最も考えられる疾患はどれか。
1.脳梗塞
2.脳腫瘍
3.てんかん
4.くも膜下出血

問題172 腰髄損傷に起こる症状で誤っているのはどれか。
1.呼吸障害
2.歩行障害
3.膀胱障害
4.直腸障害

問題173 シートベルトを着用しないで運転中、交通事故が発生し搬入された。
緊急CT検査で後腹膜腔に多量の血腫を認めた。
損傷を受けている臓器はどれか。
1.小腸
2.肝臓
3.膵臓
4.脾臓

問題174 25歳の男性。バイク運転中に転倒し救急外来に搬入された。
来院時上腹部痛を訴えた。施行した立位胸部エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。
所見として正しいのはどれか。
1.心拡大
2.胸水貯留
3.横隔膜ヘルニア
4.腹腔内遊離ガス

問題175 脊髄損傷患者の機能で誤っているのはどれか
1.C3レベルでは呼吸補助が必要となる。
2.C5レベルでは手関節の背屈が可能である。
3.C7レベルでは肘関節の伸展が可能である。
4.C8レベルでは車椅子の駆動が可能である。

問題176 小人症をきたす疾患で均衡型を特徴とするのはどれか。
1.軟骨無形成症
2.下垂体性小人症
3.モツキオ(Morquio)病
4.先天性脊椎骨端異形成症

問題177 老人性骨粗鬆症で正しいのはどれか。
1.骨梁は保たれている。
2.血清カルシウム値は減少する。
3.石灰化障害はない。
4.低回転型骨粗鬆症である。

問題178 疾患と障害部位との組合せで正しいのはどれか。
1.脊髄性小児麻痺      ─── 脊髄側索
2.進行性筋ジストロフィー  ─── 筋皮神経
3.神経性進行性筋萎縮症   ─── 脊髄後索
4.若年性一側性上肢筋萎縮症 ─── 脊髄前角細胞

問題179 手のPIP関節に屈曲変形がみられるのはどれか。
1.ヘバーデン結節
2.マレットフィンガー
3.ボタン穴変形
4.スワンネック変形

問題180 変形性膝関節症の単純エックス線所見でないのはどれか。
1.骨棘形成
2.軟骨下骨嚢腫
3.びまん性骨萎縮
4.関節裂隙狭小化

問題181 悪性化する可能性があるのはどれか。2つ選べ。
1.骨軟骨腫
2.内軟骨腫
3.孤立性骨嚢腫
4.線維性骨異形成

問題182 転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
1.温熱療法の適応となる。
2.造骨性転移では病的骨折は少ない。
3.長管骨の骨幹端部に好発する。
4.原発巣の症状が先行する。

問題183 検査と疾患との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1.トーマステスト   ─── 腸腰筋炎
2.リフトオフテスト  ─── 小円筋断裂
3.大腿神経伸展テスト ─── 下位腰椎椎間板ヘルニア
4.前方引き出しテスト ─── 前距腓靱帯断裂

問題184 肋骨骨折で緊急性が高いのはどれか。
1.胸部の皮下出血
2.骨折部の轢音
3.吸気時の胸痛
4.胸部の握雪感

問題185 57歳の男性。建設業。2週前から左肩甲部に刺すような痛みを自覚した。
1週前から痛みは左上肢尺側に放散し同部にしびれも感じるようになった。
手指の運動障害はない。最も考えられる疾患はどれか。
1.肘部管症候群
2.胸郭出口症候群
3.頸椎症性神経根症
4.石灰沈着性肩関節周囲炎

問題186 骨挫傷で正しいのはどれか。
1.高齢者に特有な損傷である。
2.疼痛がないのが特徴である。
3.MRIにより診断が可能である。
4.緻密質に限局した損傷がある。

問題187 小児骨折で正しいのはどれか。
1.解剖学的整復が必要である。
2.捻転転位は自家矯正されやすい。
3.偽関節の発生はまれである。
4.関節拘縮が生じやすい。

問題188 骨端成長軟骨板で起こるのはどれか。2つ選べ。
1.リトルリーガ—肩
2.上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
3.大腿骨頭すべり症
4.腰椎分離症

問題189 高齢者の骨折の特徴で正しいのはどれか。
1.海綿質の多い部位に好発する。
2.竹節状骨折になりやすい。
3.骨癒合しやすい。
4.骨癒合完了までベッド上で安静にする。

問題190 骨癒合に不利な条件はどれか。
1.軟部組織損傷が少ない。
2.転位が少ない。
3.細菌感染が認められない。
4.血腫が少ない。

問題191 フォルクマン(Volkmann)拘縮に対するpassivestretchtestの疼痛部位で正しいのはどれか。
1.上腕屈側
2.前腕屈側
3.手背部
4.手掌部

問題192 単独脱臼で整復後でも疼痛が軽減しにくいのはどれか。
1.肩鎖関節上方脱臼
2.肩関節前方脱臼
3.膝蓋骨外側脱臼
4.第1中足趾節関節背側脱臼

問題193 チネル徴候で正しいのはどれか。
1.neurapraxiaで特徴的にみられる。
2.経時的に近位に移動していく。
3.Waller変性が起こる前にみられる。
4.末梢神経の再生状況を評価できる。

問題194 胸骨骨折で誤っているのはどれか。
1.体部骨折が多い。
2.横骨折が多い。
3.腹式呼吸となる。
4.偽関節になりやすい。

問題195 肋骨骨折で正しいのはどれか。
1.小児に多い骨折である。
2.ゴルフによる疲労骨折は下位肋骨に多い。
3.多発・複数骨折でフレイルチェストがみられる。
4.固定は最大吸気時に素早く施行する。

問題196 骨折と合併症との組合せで誤っているのはどれか。
1.鎖骨骨折     ─── 変形癒合
2.上腕骨骨幹部骨折 ─── 橈骨神経損傷
3.上腕骨外顆骨折  ─── 内反射
4.手舟状骨骨折   ─── 偽関節

問題197 上腕骨骨折で骨癒合が起こりにくいのはどれか。
1.近位骨端線璃開
2.大結節単独骨折
3.骨頭骨折
4.外科頸骨折

問題198 上腕骨骨幹部骨折の装具固定を図に示す。正しいのはどれか。
1.骨折整復直後の固定に適している。
2.整復に患肢の重量を利用している。
3.小児の骨折に用いられる。
4.肩関節の自動運動が可能である。

問題199 指部の損傷でDIP関節が屈曲位となるのはどれか。2つ選べ。
1.終止腱断裂
2.深指屈筋腱断裂
3.末節骨基部背側裂離骨折
4.末節骨中央部横骨折

問題200 15歳の男子。受傷直後の単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。正しいのはどれか。
1.典型的な直達外力による骨折である。
2.腕橈関節脱臼を合併するものが多い。
3.外固定は前腕近位部から手関節までの範囲とする。
4.前腕両骨間の癒合を予防する。

問題201 母指IP関節の伸展障害を合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
1.モンテギア(Monteggia)骨折
2.ガレアジ(Galeazzi)骨折
3.コーレス(Colles)骨折
4.掌側バートン(Barton)骨折

問題202 ガーデン分類で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.Stage1は外転型骨折を含む。
2.Stage2では骨頭壊死が起こりにくい。
3.Stage3では遠位骨片が前上方に転位する。
4.Stage4は骨頭が回転転位する。

問題203 膝関節部の骨折で正しいのはどれか。
1.大腿骨顆上骨折では膝窩動脈損傷がみられる。
2.膝蓋骨腱膜下骨折の転位は高度になる。
3.脛骨外顆骨折では外側側副靱帯損傷がみられる。
4.脛骨顆間隆起骨折は成人男性に好発する。

問題204 膝蓋骨中央部に著明な陥凹を認め、膝関節自動伸展運動不能な患者を医療機関へ搬送する際、
応急的な固定の膝関節肢位はどれか。
1.鋭角屈曲位
2.90°屈曲位
3.軽度屈曲位
4.過伸展位

問題205 デュピュイトラン(Dupuytren)脱臼骨折で起こらないのはどれか。
1.内果裂離骨折
2.遠位脛腓関節離開
3.腓骨骨幹部螺旋骨折
4.距骨内側脱臼

問題206 距骨骨折と踵骨骨折との共通点で正しいのはどれか。
1.高所からの転落により発生する。
2.関節包外骨折である。
3.ベーラー角が減少する。
4.無腐性骨壊死を合併する。

問題207 踵骨体部圧迫骨折の徒手整復操作で誤っているのはどれか。
1.足関節の屈曲を強制する。
2.両手掌で踵骨内外側を圧迫するように把持する。
3.踵部を末梢方向に牽引する。
4.連続的に踵部の内外転を繰り返す。

問題208 過伸展外力で発生するのはどれか。
1.顎関節後方脱臼
2.肘関節後方脱臼
3.股関節後方脱臼
4.膝関節後方脱臼

問題209 大結節骨折を伴う肩関節前方脱臼で正しいのはどれか。
1.肩甲下神経損傷を伴う。
2.整復は脱臼から行う。
3.高齢者では徒手整復は禁忌である。
4.ハンギングキャスト固定を行う。

問題210 肘関節後方脱臼の整復確認で誤っているのはどれか。
1.整復音の触知
2.疼痛の軽減
3.ヒュ—ター三角の正常化
4.他動的な正常可動域確認

問題211 月状骨脱臼で誤っているのはどれか。
1.骨折を伴うことが多い。
2.橈骨と月状骨との位置関係は正常である。
3.第1〜3指掌面に放散するしびれがみられる。
4.手関節屈曲位で固定する。

問題212 股関節脱臼で屈曲・内転・内旋位に弾発性固定されるのはどれか。2つ選べ。
1.恥骨上脱臼
2.腸骨脱臼
3.坐骨脱臼
4.中心性脱臼

問題213 膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。
1.FTAが増大すると生じやすい。
2.大腿骨前捻角増大は脱臼発生の要因となる。
3.膝関節を屈曲しながら整復する。
4.膝関節完全伸展位で固定する。

問題214 顎関節症IV型はどれか。
1.関節包・靱帯障害
2.咀嚼筋障害
3.変形性関節症
4.顎関節内障

問題215 スポーツ障害と起因筋との組合せで正しいのはどれか。
1.シンスプリント ─── 後脛骨筋
2.膝蓋靱帯炎   ─── 縫工筋
3.テニス肘    ─── 上腕筋
4.野球肘     ─── 回外筋

問題216 軟部組織損傷と徒手検査との組合せで正しいのはどれか。
1.肘内側側副靱帯損傷 ─── 中指伸展テスト
2.スキーヤー母指   ─── パーフェクトOテスト
3.ハムストリング挫傷 ─── 下肢伸展挙上テスト
4.膝内側側副靱帯損傷 ─── アプライ圧迫テスト

問題217 ド・ケンバン(deQuervain)病で誤っているのはどれか。
1.過度な使用により起こる。
2.長母指伸筋腱の腱鞘炎である。
3.橈骨茎状突起部の疼痛がみられる。
4.フィンケルスタインテスト陽性である。

問題218 尻上がり現象を呈するのはどれか。
1.大腿四頭筋拘縮(広筋型)
2.テニスレッグ
3.ハムストリング肉離れ
4.大腿四頭筋肉離れ(中等度)

問題219 圧痛部位の写真(別冊No.3)を別に示す。疑われるのはどれか。
1.オスグッド-シュラッタ—(Osgood-Schlatter)病
2.ジャンパー膝
3.タナ障害
4.鵞足炎

問題220 外脛骨で誤っているのはどれか。
1.足の過剰骨の中で最も頻度が高い。
2.足の舟状骨内側に存在する。
3.前脛骨筋が付着する。
4.骨折との鑑別が必要である。

問題221 25歳の男性。交通事故で救急搬入され、大腿骨骨幹部骨折の診断を受け入院した。
翌日、呼吸困難を訴え始めた。この患者の所見として考えられないのはどれか。
1.頻脈
2.皮膚の点状出血斑
3.発熱
4.血尿

問題222 32歳の女性。膝蓋骨不全骨折で膝関節軽度屈曲位のギプスシャーレ固定を施行した。
3週後、膝関節の可動域訓練を開始した。
翌日、「自宅に帰ってから太ももに痛みが出ました。運動を始めてから固定時にはなかった痛みが出てとても不安でした。」と訴えた。
この訴えに対する共感的態度はどれか。
1.そのような弱気では関節の動きはよくなりませんよ。
2.今回のケガをする前にこういった事はありませんでしたか。
3.今まで感じたことのない痛みが出たのは心配でしたね。
4.動かし始めにはよくあることですから問題ありませんよ。

問題223 8歳の男児。上腕骨顆上骨折で整復固定を施行した。
その日の夜、患肢の激しい痛みを訴え来所した。最初に行うのはどれか。
1.朝まで様子をみる。
2.固定を緩める。
3.患部を氷嚢で冷やす。
4.患肢を挙上する。

問題224 20歳の男性。野球で外野フライを追っているとき、芝生に足を取られ左足の内がえし運動を強制され受傷し来所した。
受傷後、約30分での外観写真(別冊No.4)を別に示す。この時点で除外できる損傷はどれか。
1.前距腓靱帯断裂
2.前脛腓靱帯損傷
3.外果骨折
4.第5中足骨基部裂離骨折

問題225 30歳の女性。交通事故で頸部の急激な過伸展と過屈曲が強制され、
後頭部・項部痛、めまい、耳鳴り、顔面、上肢の感覚異常や夜間上肢のしびれ感などの症状がみられる。
スパーリングテスト及びジャクソンテストはともに陰性で、深部反射は正常、筋力低下もみられなかった。
病型分類で最も考えられるのはどれか。
1.頸椎捻挫型
2.根症状型
3.頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)型
4.脊髄症状型

問題226 48歳男性。1年ほど前から歩きにくさを感じていた。
1か月前から両手にしびれを感じたため来所した。
深部反射は、下顎反射正常、上腕二頭筋腱反射消失、上腕三頭筋腱反射亢進、膝蓋腱反射およびアキレス腱反射の亢進がみられた。
責任病巣となる脊髄高位はどれか。
1.C3
2.C5
3.C7
4.Th1

問題227 20歳の男性。バレーボール選手。
3日前から右の肩より上肢にかけて鈍痛が出現、上肢の挙上時に脱力感を覚え来所した。
肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。
考えられるのはどれか。
1.長胸神経麻痺
2.動揺性肩関節
3.副神経麻痺
4.凍結肩

問題228 16歳の男子。柔道歴6年。高等学校の柔道部に所属している。
2か月前から背負い投をかける際に腰に痛みを感じていたが放置していた。3日前から痛みが強くなり来所した。
上体を後方へ伸展させると疼痛の増強を認めた。近医を紹介し、CT検査を受けたところ、第5腰椎に図のような所見が得られた。
この患者に対する治療で誤っているのはどれか。
1.背筋を強化する運動は許可する。
2.スポーツ活動を6か月程度禁止する。
3.腰部にサポーターを装着させる。
4.下肢のストレッチ体操を行わせる。

問題229 41歳男性。ソフトボール大会で送球した際に右肩に鋭い痛みを感じ負傷退場した。
痛みは一時緩和したが、その後徐々に悪化してきた。写真(別冊No.5)に示す部位に圧痛が著しいが、腫脹はほとんど認められない。
運動痛および外転制限が著明である。陽性となるのはどれか。
1.ヤーガンソンテスト
2.ドロップアームサイン
3.ライトテスト
4.サルカスサイン

問題230 18歳の男子。3週間前から毎日ランニングをしている。
最近、膝外側部痛が出現し来所した。徒手検査で膝関節の内反を強制しながら膝を伸展していくと疼痛が再現される。
疼痛部の写真(別冊No.6)を別に示す。疼痛の原因で考えられるのはどれか。
1.亜脱臼
2.嵌頓
3.摩擦
4.牽引


不適切問題

  • 問題177(午後 第57問)
  • 老人性骨粗鬆症で正しいのはどれか。
    1.骨梁は保たれている。
    2.血清カルシウム値は減少する。
    3.石灰化障害はない。 [正解]
    4.低回転型骨粗鬆症である。 [正解]
    [ 採点上の取扱い ] 複数の選択肢を正解とする。
    [ 理由 ] 複数の正解があるため、複数の選択肢を正解とする。

《 第23回 柔道整復師国家試験 解答 》

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10
 3  3  4  1  1  3  2  3  3  2
問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20
 2  4  4  4  4  3  3  2  4  2
問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30
 1  1  1  2  3  3  4  1  3  3
問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40
 3  2  4  2  4  3  2  1  4  1
問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50
 4  3  3  3  2  3  2  1  2  3
問51 問52 問53 問54 問55 問56 問57 問58 問59 問60
 4  2  2  4  1  1  4  4  3  2
問61 問62 問63 問64 問65 問66 問67 問68 問69 問70
 3  1  2  4  2  2  3  3  2  1
問71 問72 問73 問74 問75 問76 問77 問78 問79 問80
 2  3  4  2  2  4  4  3  3  4
問81 問82 問83 問84 問85 問86 問87 問88 問89 問90
 1  3  2  4  1  2  3  4  1  1
問91 問92 問93 問94 問95 問96 問97 問98 問99 問100
 2  3  1  4  4  2  3  2  4  1
問101 問102 問103 問104 問105 問106 問107 問108 問109 問110
 2  3  2  3  4  2  1  1  3  1
問111 問112 問113 問114 問115 問116 問117 問118 問119 問120
 2  1  1  2  4  4  3  4  3  1
問121 問122 問123 問124 問125 問126 問127 問128 問129 問130
 3  3  4  4  2  3  1  1  3  1
問131 問132 問133 問134 問135 問136 問137 問138 問139 問140
 4  3  2  1.3  2  2  1  2  4  3
問141 問142 問143 問144 問145 問146 問147 問148 問149 問150
 1  1  4  2  3  3  3  2  4  3
問151 問152 問153 問154 問155 問156 問157 問158 問159 問160
 1  3  3  1  3  2  2  2  1  4
問161 問162 問163 問164 問165 問166 問167 問168 問169 問170
 2  4  2  2  1  2  2  1  2  3
問171 問172 問173 問174 問175 問176 問177 問178 問179 問180
 4  1  3  4  2  2  3.4  4  3  3
問181 問182 問183 問184 問185 問186 問187 問188 問189 問190
 1.2  2  1  4  3  3  3  1  1  4
問191 問192 問193 問194 問195 問196 問197 問198 問199 問200
 2  1  4  4  3  3  3  4  1.3  4
問201 問202 問203 問204 問205 問206 問207 問208 問209 問210
 1.3  1.2  1  3  4  1  1  2  2  4
問211 問212 問213 問214 問215 問216 問217 問218 問219 問220
 2  2.3  2  3  1  3  2  4  2  3
問221 問222 問223 問224 問225 問226 問227 問228 問229 問230
 4  3  2  4  3  2  1  1  2  3

第23回 柔道整復師国家試験 試験概要

  • 試験実施日
  • 2015年3月1日(日曜日)

  • 試験実施地
  • 北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

  • 試験科目
  • 解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規

  • 合格発表
  • 2015年3月27日(金曜日)午後2時


第23回 柔道整復師国家試験 合格基準

  • 必修問題
  • 配点を1問1点とし、全30問中、その得点が総点数の80%以上、24点以上を合格とする。

  • 一般問題
  • 配点を1問1点とし、全200問中、その得点が総点数の60%以上、120点以上を合格とする。

  • 必修問題及び一般問題のいずれも合格基準を満たしている者を合格とする。

柔道整復師国家試験問題・解答の一覧


柔道整復師国家試験の受験者情報

柔道整復師試験の受験者数、合格者数、合格率です。

試験回・年 受験者数 合格者数 合格率
第23回・2015年 6,858名 4,503名 65.7%
第22回・2014年 7,102名 5,349名 75.3%
第21回・20013年 6,503名 4,438名 68.2%
第20回・2012年 6,754名 5,227名 77.4%
第19回・2011年 6,625名 4,592名 69.3%


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