就職活動ノウハウ

2026-10-15
柔道整復師の給料・年収相場は?年収を上げる4つの方法も紹介!
柔道整復師の給料・年収相場

「柔道整復師として働いているけど、将来の収入に不安がある…」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、柔道整復師の給料や年収相場についてデータをもとに多角的に解説しています。また、これから給料を上げていくための「4つの具体的な方法」もまとめました。

この記事を読むことで、柔道整復師としての現状の立ち位置を把握し、自分の価値を高めていくための正しい方法を知ることができます。

【目次】

1. 柔道整復師の平均年収・給料相場

本章では、柔道整復師の収入について年収や月収について解説していきます。

年収をアップするためにも、まずは平均値を知り、自分の給料が現在どの位置にいるのかを確認していきましょう。

1-1. 柔道整復師の平均年収の相場

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)によると、柔道整復師の令和7年度の平均年収は454.2万円です。[1]

同サイトで年齢別の年収を見ると、リタイア後の再雇用などで給料の下がる可能性の高い70歳以上を除けば、20代前半の年収334万円が最も低く、年齢が上がるごとに年収も上昇していき、50代後半が最も高く554万円となっています。

1-2. 柔道整復師の平均月給の相場

また、上記のサイトにあるハローワークの求人賃金から、柔道整復師の平均月給は27.8万円です。

ただし、この額は基本給と資格手当などの定期的に支払われる手当を合算した「額面」の数字であり、実際にはここから所得税や社会保険料が差し引かれて支給されます。
また、時間外手当(残業手当)や歩合制がある場合には、その分が上乗せして支給されます。

そのため、実際に受け取ることのできる「手取り額」は表示されている額とは異なる場合があるので注意しましょう。

2. 柔道整復師の給料の現状

柔道整復師の給料は、民間の会社員全体と比べてどうなのでしょうか。
ここでは、国税庁が行っている民間給与実態統計調査などをもとに比較してみましょう。

2-1. 日本の平均給料

国税庁の調査によると、全職種を通じた給与所得者の平均給与は478万円です。[2]
この値は、柔道整復師の平均年収よりも約23万円高くなっています。

ただし、柔道整復師の給料は勤務先や個人のスキルによって大きく異なるため、この平均データだけを見て「柔道整復師の給料は低い」と判断するのは早計といえるでしょう。

2-2. 柔道整復師の待遇

柔道整復師の平均給与は全職種平均よりやや低い水準にありますが、賃金構造基本統計調査の令和2年[3]と令和7年[4]のデータを比較すると、月収は約17万円上昇しています。

柔道整復師が主に働く接骨院では、ケガに対する応急処置を行う「保険診療」と、慢性的な不調に対処する健康保険が適用されない「自費診療」があります。

近年では、高齢化や健康意識の高まりにより自費診療の割合が増えてきており[5]、確かなスキルを身につけることで給料を上げていくことは十分に可能です。

3. 柔道整復師が年収を上げる4つの方法

柔道整復師は、経験を積んだりスキルアップしたりすることで、意図的に給料を上げることができる職業です。
具体的に給与アップを目指すための「4つの方法」を見ていきましょう。

  • □ 技術や接客力を高める
  • □ 院長や管理職を目指す
  • □ 独立開業を目指す
  • □ 条件のよい職場へ転職する

技術や接客力を高める

最も実践しやすいのが、施術スキルや接客スキルの向上による昇給を目指すことです。

特に歩合制(インセンティブ)のある職場で働いている場合は、指名や自費メニューの売上を伸ばすことで大きく給料を増やすことも可能です。

また、ダブルライセンスとして鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師などの国家資格を取得することで、対応できる患者様の幅が広がり、手当による給与アップにもつながります。

院長や管理職を目指す

店舗展開をしている規模の大きなグループ院などで勤務している場合、分院長やエリアマネージャーといった管理職を目指すことで役職手当がつき、給料を上げることができます。

管理職を目指す場合は、施術スキルだけでなく、スタッフの育成や売上管理といったマネジメントスキルも必要になります。

次に解説する独立開業に比べて、リスクを抑えながら安定して給料アップを目指せるのが大きなメリットです。

独立開業を目指す

柔道整復師は開業権のある国家資格であるため、自らの接骨院を開業することができます。
経営を軌道に乗せることができれば、理論上は年収1,000万円以上を目指すことも可能です。

しかし、実際には開業のための初期資金が必要なほか、集客(マーケティング)や法律などの幅広い知識が求められます。必ず経営がうまくいく保証はないため、慎重な準備と計画が必要です。

条件の良い職場へ転職する

現在働いている職場が小規模で昇給が見込めず、かといって独立開業のリスクは取れない…という場合に最も現実的で即効性のある方法が「転職」です。

評価基準が曖昧な職場では、どんなにスキルを磨いても昇給につながらないことがあります。
転職の際は、求人票の額面だけでなく、歩合制の有無や評価制度、教育体制などをしっかりと確認して職場選びをすることが重要です。

4. まとめ:自分の価値を高めて理想の収入を叶えよう

柔道整復師の平均給料は全職種平均より低めに出る傾向がありますが、今後水準が上がっていく可能性があり、個人のスキルやキャリア選択によって十分高収入を目指せる職業です。
そのためには、日々の業務に真摯に向き合い、自己研鑽に励むことが欠かせません。

しかし、自分ひとりで努力を続けることは「ゴールが見えないまま走り続ける」ように感じてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、今の自分の市場価値や強みをプロの視点で診断してもらうことも有効な手段です。

【参照】

  • [1] 厚生労働省 職業情報提供サイト 柔道整復師
  • [2] 国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
  • [3] 厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査
  • [4] 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査
  • [5] 厚生労働省 令和7年度柔道整復施術所経営実態調査
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