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スポーツトレーナーになるには?仕事内容から資格・進路まで!

「スポーツトレーナーになりたい!」というあなたは、きっと誰かの可能性を最大限に引き出すことに情熱を燃やしているのでしょう。この記事では、スポーツトレーナーの仕事内容から、目指すための道のり、必要な資格、進路、そして将来性までを解説します。

夢への羅針盤はここにまとめてあります。早速、行ってみましょう。

スポーツトレーナーになるには

スポーツトレーナーとは、プロのアスリートのみならずスポーツをプレイする全ての人が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、医学的な知識や理論に基づき、コンディション調整、身体づくり、怪我の予防、応急処置、リハビリなどをサポートする専門家です。
本記事では、そんなスポーツトレーナーの仕事内容、活躍の場、必要なスキル、資格、進路、そして将来性について詳しく掘り下げていきます。さあ、スポーツトレーナーへの第一歩を踏み出しましょう!

 

スポーツトレーナーとは?仕事内容と活躍の場

まずはスポーツトレーナーの仕事内容とその活躍の場について見ていきましょう。

スポーツトレーナーの役割と仕事内容

スポーツトレーナーの役割は多岐にわたります。主な仕事内容は以下の通りです。

・コンディショニング: 選手の体力レベルや競技特性に合わせて、ベストなコンディションを維持・向上させるための計画を立て、実行します。これには、ウォーミングアップやクールダウンの指導、ストレッチング、栄養指導なども含まれます。

・トレーニング指導: 筋力トレーニング、持久力トレーニング、スピードトレーニングなど、選手のパフォーマンス向上に必要なトレーニングメニューを作成して指導します。マシーントレーニングなどもその一例です。

・リスクマネジメント: 選手の身体の状態から怪我のリスクを特定はもちろん、運動時に引き起こされるであろう様々なケガのリスクを想定し予防策を講じます。適切なトレーニング方法の指導や、物理的な対策としてテーピング、サポーターの装着、またトレーニング環境への配慮も行います。

・応急処置: 試合や練習中に選手が怪我をした場合に、適切な応急処置を行います。所有している資格によっては、その場で整復なども行う場合があります。

・リハビリテーション: 怪我をした選手が早期に競技に復帰できるよう、医師や理学療法士と連携しながらリハビリテーションプログラムを作成し、指導します。近年、治療で介入する場合の大部分を占めており、とても重要視されています。

・メンタルサポート: 選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、精神的なサポートを行います。競技やトレーニングに伴うストレスを軽減や怪我からの復帰過程では、不安や焦りへのサポート、チームワークの向上が期待されています。

・チームとの連携: 監督やコーチ、他の医療スタッフと連携し、チーム全体の目標達成に貢献します。選手にとっては最も身近な存在にもなるため、監督やコーチと選手とを結ぶ架け橋となることも間々あります。

・記録・データ管理: 選手のコンディションやトレーニングの記録を取り、データに基づいてより効果的なサポートを提供します。野球しかり今やスポーツの戦略はデータが命です。選手個人個人のデータ大きな財産になると言えます。

このように、スポーツトレーナーの業務は選手にとって、欠かせないものばかりです。

活躍できる就職先

スポーツトレーナーが活躍できる就職先は多岐にわたります。

・プロスポーツチーム: 野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、プロのスポーツチームで専属のトレーナーとして活躍します。

・実業団: 企業が運営するスポーツチームで、スポーツクラブで活躍します。

・スポーツジム・フィットネスクラブ: 主に一般の方を対象に、トレーニング指導やコンディショニングを行います。また同じジムでも個人を対象にマンツーマンでトレーニング指導やコンディショニングを行うパーソナルトレーニングもあります。

・医療機関(整形外科、リハビリテーション科など): 怪我をしたアスリートや一般の方のリハビリテーションをサポートします。他の医療系国家資格も有している場合、兼務する場合もあります。

・専門学校・大学: スポーツトレーナーを目指す学生に対して、教師の立場で専門知識や技術を指導します。

・アスリート派遣・マネジメント会社: プロアスリートと契約し、トレーニングやコンディショニングのサポートを行います。選手やチームとの直接契約とは違い、あくまでマネジメント会社と契約している選手が対象であることが大きな違いです。

・地域スポーツクラブ: 地域に根ざしたスポーツクラブで、様々な年齢層のスポーツ愛好家を対象にサポートを行います。

近年では、高齢化社会や健康志向の高まりから、スポーツジムやフィットネスクラブ、医療機関などでのニーズも増加しており、活躍の場はますます広がっています。

スポーツトレーナーに必要なスキルと知識

スポーツトレーナーとして活躍するためには、専門的な知識・スキルと、人間性が重要になります。

専門的な医学・運動知識

スポーツトレーナーには、以下のような専門的な知識が求められます。

・解剖学、生理学: 人体の構造や機能、運動時の体の変化に関する深い理解が必要です。

・運動生理学: 運動が体に与える影響や、効果的なトレーニング方法に関する知識です。

・バイオメカニクス: 動作分析や、効率的な体の使い方に関する知識は必須です。

・スポーツ医学: スポーツによる怪我の予防、応急処置、リハビリテーションに関する知識や技術は常に磨きをかけていく必要があります。

・栄養学: 選手のパフォーマンス向上やコンディショニングに必要な栄養に関する知識は年々求められています。

・トレーニング理論: 筋力トレーニング、持久力トレーニング、スピードトレーニングなど、様々なトレーニング方法は漸次更新されていますので、アップデートは欠かせません。

・コンディショニング理論: 選手のコンディションを最適に保つための理論と実践に関する知識も忘れてはいけません。

これらの専門知識は、選手の安全を守り、最大限のパフォーマンスを引き出すために不可欠です。

人間力も重要な要素

専門知識に加えて、スポーツトレーナーには以下のような人間力も求められます。

・コミュニケーション能力: 選手やチームスタッフ、医療関係者など、様々な立場の人と円滑なコミュニケーションを図る能力が必要です。

・傾聴力: 選手の悩みや不安に耳を傾け、共感する力が重要です。

・観察力: 選手の体の状態や動きを注意深く観察し、小さな変化にも気づく力は求められます。

・問題解決能力: 選手の抱える問題に対して、適切な解決策を見つけ出す力が大切です。

・指導力: 意外かもしれませんが、選手を適切に指導し、モチベーションを高める力が必要です。

・協調性: チームの一員として、他のスタッフと協力して目標達成を目指す力は実は最も大切な能力であったりします。

・責任感: 選手の健康と安全に責任を持ち、プロフェッショナルな行動をとることは必然です。

・倫理観: スポーツトレーナーとしての倫理観を持ち、誠実に行動するが求められます。

これらの人間力が選手からの厚い信頼に繋がり、結果、効果的なサポートの提供を実現するのです。

スポーツトレーナーになるには資格が必要?【国家資格と民間資格】

そんなスポーツトレーナーですが、資格が必要なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

実は「無資格」でもなれる

実は、スポーツトレーナーという名称そのものには、法的な規制はなく、無資格でもスポーツトレーナーとして働くことは可能です。しかし、専門的な知識やスキルを証明し、就職先の幅を広げるためには、資格取得はほぼ必須と言えるでしょう。

特に、プロのスポーツチームや医療機関など高い知識や技術が求められる現場はであればある程、信頼性の高い資格を持っていることが重要になります。資格を持つことは自身が修めた技術や知識を示すだけでなく、選手やチームからの信頼を得るときも重要です。

また、資格取得の過程で高度な医療知識や技術を体系的に学ぶことができるため、より質の高いサポートを提供できるようになります。

国家資格と民間資格の違い

スポーツトレーナーに関連する資格には、国家資格と民間資格があります。それぞれの特徴と主な資格について解説します。

〇国家資格
特徴:日本国が認める資格であり、信頼性が高いのが特徴です。

主な資格:

・理学療法士: 運動療法や物理療法を用いて、怪我や病気などによって身体機能が低下した人のリハビリテーションを行う専門職です。スポーツ現場でも、怪我からの復帰支援やパフォーマンス向上に関わります。

・作業療法士: 日常生活を送る上で必要な動作の回復や維持をサポートする専門職です。スポーツ選手に対しては、理学療法士同様、競技復帰に向けた支援を行います。

・柔道整復師: 手技療法や運動療法などを用いて、骨折、脱臼、捻挫、打撲などの怪我の治療を行う専門職です。スポーツ現場では、応急処置や怪我の治療に特化しています。

・鍼灸師: 東洋医学に基づいた鍼や灸を用いて、体の不調を改善する専門職です。スポーツ選手のコンディショニングや疲労回復、怪我の予防などでも活躍します。

・医師: 傷病の診断や治療を行う医療の専門家です。スポーツ現場での選手の健康管理や怪我の治療を幅広く対応できます。

〇民間資格
特徴: 民間の団体や協会が認定する資格であり、それぞれの団体によって専門性や信頼性が異なります。スポーツ分野に特化した資格が多く、より実践的な知識やスキルを習得できるものもあります。

主な資格:

・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT): 日本スポーツ協会が認定する、スポーツトレーナーとして最も知られた資格の一つです。専門的な知識・スキルに加え、指導力やコミュニケーション能力も求められます。

・NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT): 全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)が認定する、個々のクライアントに対するトレーニング指導の専門資格です。

・NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS): 同じくNSCAが認定する、アスリートやスポーツチームに対するストレングス&コンディショニングの専門資格です。より高度な知識とスキルが求められます。

・JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI/AATI/SATI): 日本トレーニング指導者協会(JATI)が認定する、トレーニング指導の専門資格です。対象者や目的に応じて3つの資格があります。

その他: 各専門団体が認定する、様々なスポーツトレーナー関連の資格があります。どの資格を取得するかは、目指すキャリアによって異なります。自身の目標に合わせて、適切な資格を選択しましょう。

スポーツトレーナーを目指せる学校とは?【専門学校・大学の違い】

スポーツトレーナーになる場合、主に専門学校と大学で学ぶ場合が一般的です。それぞれの特徴を理解し、自分に合った進路を選択しましょう。

・専門学校: スポーツトレーナーに必要な専門知識や 実践的なスキルを重点的に学ぶことができます。短期間で集中的に学びたい方や、実践的なスキルを重視する方に向いています。就職支援が充実している場合が多いのも特徴です。

・大学: スポーツ科学部や体育学部、健康科学部などで幅広くスポーツに関する知識や、人体の構造、運動生理学などを基礎的に学ぶことができます。より学術的な知識を深めたい方や、将来的に研究職や教育職を目指す方、他の分野も視野に入れている方に向いています。

どちらの進路を選ぶにしても、カリキュラムの内容や実習の機会、就職支援などを比較検討することが重要です。また、オープンキャンパスなどに積極的に参加し、学校の雰囲気や教員や先輩の話を聞くことも、進路選択の重要な要素となります。

スポーツトレーナーの将来性

スポーツトレーナーの将来性は、非常に有望と言えるでしょう。近年、健康志向の高まりやスポーツへの関心の高まりから、プロのアスリートだけでなく、アマチュアのスポーツ愛好家や高齢者の健康維持においても、スポーツトレーナーへのニーズは増えています。

また、スポーツ科学の進歩に伴い、トレーニング方法やコンディショニングに関する知識も日々アップデートされており、常に新しい知識を学び続ける意欲のある人材は、ますます活躍の場を広げていくことができるでしょう。

テクノロジーの進化も、データ分析や個別でのトレーニング指導の可能性を広げており、スポーツトレーナーの役割はますます重要になっています。

まとめ

スポーツトレーナーは、アスリートの夢を支え、人々の健康をサポートする、やりがいのある仕事です。スポーツトレーナーになるためには、専門的な知識・スキルだけでなく、高い人間力も求められます。

国家資格や民間資格の取得は、自身の専門性を示す上で非常に重要であり、就職の幅を広げるための効果的な手段となります。専門学校や大学でしっかりと学び、実践的な経験を積みながら、自身の目標に向かって努力を続けることが大切です。

 
【参照URL】
公益財団法人日本スポーツ協会 第1回 日本のトレーナー実態調査

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