第1回 はり師・きゅう師国家試験問題

1. 国民健康保険にはすべての国民が加入している。

2. 65 歳以上のすべての人が老人保健の対象者である。

3. 国民医療費の増加要因の一つに人口の高齢化がある。

4. 国民医療費は約 15 兆円である。

1. 薬局でかぜ薬を求める経費

2. 人間ドックの経費

3. 診療所の初診料

4. 正常分娩の経費

1. 肉体的に健康である状態をいう。

2. 健康はすべての人の権利である。

3. 病気がない状態をいう。

4. 自ら健康と思えば健康である。

1. 幼稚園児

2. 自営業者

3. 雇用者

4. 教職員

1. サルモネラ食中毒は食品の水洗いで防止できる。

2. ブドウ球菌食中毒の毒素は加熱すれば破壊される。

3. 腸炎ビブリオは 60℃ぐらいで死滅する。

4. ボツリヌス菌食中毒の毒素は熱に強い。

1. 我が国の下水道の普及率は 50％以下である。

2. 下水は人の生活圏から排出された汚水の総称である。

3. ＢＯＤとは汚水中の有機物が微生物によって分解されるのに必要な酸素の量をいう。

4. 汚染度の高い水中ではＢＯＤの値は低下する。

1. 神経症は精神病の一種である。

2. 精神発達遅滞は知能の著しく劣っているのをいう。

3. 精神病患者の人権は尊重されなくてはならない。

4. 保健所の事業の中に精神衛生に関する事項が含まれている。

1. 消毒法には理学的方法と化学的方法とがある。

2. 逆性石けんは手指の消毒に用いられる。

3. クレゾール消毒はにおいも弱く手指の消毒に多用されている。

4. 紫外線消毒は照射された表面だけに効果がある。

1. 衛生管理者

2. 産業医

3. 公害防止管理者

4. 総括衛生管理者

1. ヒ素混入粉ミルクによるヒ素中毒

2. PCB 混入食用油による油症

3. 散布後の残留農薬による農薬中毒

4. メチル水銀汚染魚による水俣病

1. 施術所の専用施術室は 5 平方メートルと決められている。

2. 施術業は施術者免許の業務範囲に限られる。

3. 施術者は薬品投与の指示行為ができる。

4. 施術所は開設後 20 日以内に所在地の都道府県知事に届け出る。

1. 老人医療に要する費用

2. 老人保健施設の療養費

3. 特別養護老人ホームの入所費

4. 老人健康診査の費用

1. 施術者の経歴の広告は許されている。

2. はり師が施術に際して消毒義務を怠ったときは罰金に処せられる。

3. 施術者には秘密保持義務がある。

4. 施術者による外科手術は禁じられている。

1. 本籍地

2. 開設の年月日

3. 開設の場所

4. 構造設備の概要および平面図

1. 表皮

2. 骨格筋

3. 小腸上皮

4. 骨組織

1. 頸動脈管

2. 正円孔

3. 鼓室

4. 顔面神経管

1. 縫工筋

2. 肛門挙筋

3. 長内転筋

4. 外閉鎖筋

1. 口輪筋 ― 下顎神経

2. 胸鎖乳突筋 ― 副神経

3. 三角筋 ― 腋窩神経

4. 浅指屈筋 ― 正中神経

1. 三角筋前部線維は肩関節を屈曲する。

2. 大内転筋は膝関節を屈曲する。

3. 最長筋は脊柱を後屈する。

4. 大殿筋は股関節を伸展する。

1. 胆汁は胆嚢で産生される。

2. グリソン鞘には動脈・静脈・胆管の三つ組がみられる。

3. 膵管は胆管と合流し大十二指腸乳頭に開口する。

4. 肝静脈は上大静脈に開口する。

1. 胃

2. 十二指腸

3. 回腸

4. 虫垂

1. 総鼻道

2. 上鼻道

3. 中鼻道

4. 下鼻道

1. 糸球体は毛細血管で形成される。

2. ボーマン嚢は糸球体を包んでいる。

3. 遠位尿細管はボーマン嚢の尿管極から始まる。

4. 緻密斑は遠位尿細管の一部に形成される。

1. 尿道球腺は腟前庭に開口する。

2. 陰茎には一対の陰茎海綿体がみられる。

3. 腟壁にはよく発達した粘液腺が分布している。

4. 前立腺は男女ともに尿道起始部にみられる。

1. 精巣は後腹壁で形成され陰嚢中へ下降する。

2. 卵管の自由端は腹膜腔に開口している。

3. 精巣挙筋は内腹斜筋の続きである。

4. 卵巣動脈は内腸骨動脈から分岐する。

1. 下垂体は篩骨のトルコ鞍の下垂体窩に位置する。

2. 松果体は間脳下部に位置する。

3. 副腎は腎臓の上部に位置する。

4. 上皮小体は甲状腺の前面に位置する。

1. 手首の母指側で拍動を触れる動脈は尺骨動脈である。

2. 左右の総頸動脈はともに大動脈弓の直接の枝である。

3. 側頭部で拍動を触れる浅側頭動脈は外頸動脈の枝である。

4. 副腎静脈は門脈に開口する。

1. 顔面動脈の拍動は下顎の下縁で触れる。

2. 総頸動脈の拍動は顎下三角の部位で触れる。

3. 上腸間膜静脈は下大静脈に開口する。

4. 脳底動脈は左右の内頸動脈が合流したものである。

1. 冠状動脈は直接、右心房から分岐する。

2. 右心房と右心室との間には二尖弁がある。

3. 心臓の刺激伝導系は特殊心筋により構成される。

4. 心臓は胸膜という二重の膜で包まれている。

1. 末梢有髄神経の髄鞘はシュワン細胞が形成する。

2. 脳脊髄膜は硬膜、くも膜、軟膜の三層の膜からなる。

3. 脊髄神経節は前根に属する。

4. 脊髄神経はすべて混合神経である。

1. 錐体路 ― 内包

2. 嗅球 ― 大脳辺縁系

3. 脊髄視床路 ― 後索核

4. 視索 ― 外側膝状体

1. 中枢から目的の器官までの間に一度はニューロンを交代する。

2. 交感神経幹は椎体の前外側面に沿って位置する。

3. 脳神経に含まれる自律神経は交感神経である。

4. 仙髄に節前ニューロンの細胞体があるのは副交感神経である。

1. 角膜

2. 毛様体

3. 水晶体

4. 硝子体

1. 拡散

2. 能動輸送

3. ろ過

4. 浸透

1. ビリルビン

2. エリスロポイエチン

3. トロンビン

4. フィブリン

1. 約 30ml

2. 約 70ml

3. 約 150ml

4. 約 300ml

1. 延髄の呼吸中枢には呼息中枢と吸息中枢とがある。

2. 吸息で肺が伸展すると呼息が抑制される。

3. 血液のｐＨが低下すると呼吸運動が抑制される。

4. 動脈血酸素分圧が低下すると呼吸運動が抑制される。

1. ガストリンは胃液分泌を抑制する。

2. コレシストキニンは膵液分泌を抑制する。

3. セクレチンは膵液分泌を促進する。

4. ソマトスタチンは胃液分泌を促進する。

1. ムチンの分泌

2. セクレチンの合成

3. ガストリンの分泌

4. グリコーゲンの合成

1. 発汗

2. カテコールアミンの増加

3. 皮膚血管の拡張

4. 不感蒸散

1. ブドウ糖

2. タンパク質

3. 赤血球

4. アンモニア

1. 成長ホルモン

2. カルシトニン

3. オキシトシン

4. アルドステロン

1. シナプス前ニューロンの興奮は両方向性に伝達される。

2. 高頻度の刺激でシナプスの機能は疲労する。

3. シナプス前ニューロンの興奮によって伝達物質がシナプス間隙に放出される。

4. 興奮性シナプスと抑制性シナプスとがある。

1. ブローカの領域は視覚中枢である。

2. ウェルニッケの領域は味覚中枢である。

3. 言語中枢は通常、左半球優位である。

4. 膝蓋腱反射の中枢は脳幹にある。

1. 三叉神経 ― 顔面の皮膚感覚

2. 顔面神経 ― 表情筋の運動

3. 外転神経 ― 舌筋の運動

4. 内耳神経 ― 聴覚と平衡感覚

1. 精神活動中

2. 安静閉眼時

3. レム睡眠時

4. ノンレム睡眠時

1. 瞳孔散大

2. 心拍数増大

3. 気管支筋収縮

4. 胃液分泌抑制

1. 骨格筋には横紋構造が認められる。

2. 白筋線維は疲労しにくく赤筋線維は疲労しやすい。

3. 筋収縮のエネルギーはＡＴＰの分解によって得られる。

4. 筋収縮に伴って熱が発生する。

1. 水晶体の厚みを変えて遠近の調節を行う。

2. 瞳孔の大きさを変えて明るさの調節を行う。

3. 硝子体の働きによって明暗順応を行う。

4. 視細胞は色の識別に関与する。

1. 急性と慢性

2. 先天性と続発性

3. 器質的と機能的

4. 限局性と全身性

1. 貧血性梗塞は心臓には起こりにくい。

2. 肺の出血性梗塞は肺動脈の塞栓症が主な原因である。

3. 播種性血管内凝固症（ＤＩＣ）では全身の細血管に血栓が形成される。

4. 脳軟化症は梗塞の結果である。

1. ツベルクリン反応 ― 結核

2. 拒絶反応 ― 異型臓器移植

3. 免疫グロブリン ― 細胞性免疫

4. 自己免疫疾患 ― 橋本病

1. 血栓形成 ― 血液凝固亢進

2. 脳出血 ― 動脈破たん

3. 脳軟化 ― 動脈閉塞

4. 血友病 ― 第Ⅴ凝固因子欠如

1. 線維素性炎 ― 偽膜形成

2. 漿液性炎 ― 膿瘍

3. 梅毒 ― ゴム腫

4. 脊椎カリエス ― 冷膿瘍

1. 乳頭腫

2. 腺腫

3. 腺癌

4. 線維腫

1. 増殖が遅い。

2. 転移する。

3. 膨張性発育をする。

4. 異型性が弱い。

1. 過敏性腸症候群

2. 十二指腸潰瘍

3. 吸収不良症候群

4. 潰瘍性大腸炎

1. 貧血では蒼白になる。

2. 低酸素血症ではチアノーゼを生じる。

3. 肝硬変では黄色となる。

4. アジソン病では白くなる。

1. 急性肝炎

2. 肝癌

3. 胃炎

4. 心筋梗塞

1. 神経根障害

2. 末梢神経障害

3. 錐体路障害

4. 脊髄前角障害

1. 足部を外側方に屈曲する運動

2. 肩関節で上肢を正中線から側方に挙げる運動

3. 膝関節を伸展させる運動

4. 手部を背側方に向ける運動

1. 上腕筋

2. 大殿筋

3. 外側広筋

4. 大腿二頭筋

1. 胃癌

2. 急性胆嚢炎

3. 膵癌

4. 大動脈瘤破裂

1. 肺炎

2. ネフローゼ症候群

3. 心室細動

4. 胃潰瘍

1. 水分の摂取量を減らす。

2. 食塩の摂取量を増す。

3. 身体を保温する。

4. 上半身を高くする。

1. 右心不全では生じることはない。

2. 心臓喘息は肺うっ血による。

3. 過換気症候群は左心不全による。

4. 夜間発作性呼吸困難は心不全とは関係がない。

1. めまいは運動性の感覚を伴う。

2. 体が不安定な感覚をめまい感という。

3. メニエール病のめまいは小脳性である。

4. 自律神経失調症では、しばしばめまい感を伴う。

1. 体温調節中枢が関与する。

2. 脈拍数が増加する。

3. 感染症による場合、赤血球数が増加する。

4. 膠原病による場合、しばしば皮疹や関節痛を伴う。

1. 貧血

2. 皮膚色素沈着

3. 排尿困難

4. 不妊

1. 微生物によって産出される酸が歯を脱灰する。

2. 食事中の糖の量に関係する。

3. 唾液の流出が少ないと、う歯になりやすい。

4. Ｃ1（1 度）で痛みを生じる。

1. 直腸内指診では正常の硬さである。

2. 残尿感は飲酒によって強くなる。

3. 老人に多い。

4. 性腺摘出術を行う。

1. 流行性耳下腺炎 ― ムンプスウイルス感染

2. 消化性潰瘍 ― 大腸菌感染

3. 虫垂炎 ― ビタミンＣ欠乏

4. イレウス ― アレルギー

1. Ａ型肝炎は細菌の感染による。

2. Ｂ型肝炎は血液を介して感染する。

3. 急性膵炎では血清アミラーゼ値が下降する。

4. 胆石は水に溶解しやすい。

1. 肝が肥大する。

2. 食道静脈瘤を生じる。

3. 手掌紅斑を生じる。

4. 腹水を生じる。

1. 慢性炎症性疾患である。

2. 中年で発症することが多い。

3. 赤沈促進がみられる。

4. 寛解と再燃増悪とを繰り返す。

1. 呼吸停止

2. 痙性麻痺

3. 弛緩性麻痺

4. 交代性麻痺

1. 前方引き出し症状陽性

2. 後方引き出し症状陽性

3. 嵌頓症状

4. 側方動揺性

1. 肺炎球菌の感染により発症する。

2. 発熱することはない。

3. 胸部エックス線検査は診断に有用である。

4. ステロイドホルモンが治療に有用である。

1. 刺激性の咳

2. 嘔気

3. 呼吸数減少

4. めまい

1. 筋緊張性頭痛 ― 顔面神経ブロック

2. 三叉神経第 2 枝神経痛 ― 下顎神経ブロック

3. 三叉神経第 1 枝帯状疱疹 ― 星状神経節ブロック

4. 五十肩 ― 肋間神経ブロック

1. くも膜下出血は低血圧の人に多い。

2. 脳塞栓症は心臓疾患の人に多い。

3. 脳血栓症は脳硬塞の原因となる。

4. 左側の脳血管障害は失語症を伴うことが多い。

1. 円形脱毛症はウイルス感染が原因である。

2. 脂漏性湿疹は油脂を取り扱う人に多い。

3. 接触性皮膚炎はウイルスとの接触により起こる。

4. 帯状疱疹は分節性の神経皮膚炎である。

1. GOT の上昇

2. 軽度または中等度の発熱

3. 白血球減少

4. 赤沈促進

1. 労作時狭心症

2. 安静時狭心症

3. 異型狭心症

4. 心筋梗塞

1. 鉄欠乏性貧血はヘモグロビン産生量の減少により生じる。

2. 悪性貧血はビタミンＢ1 の欠乏により生じる。

3. 急性白血病では白血球が急激に無制限に増殖する。

4. 血友病では第Ⅷ凝固因子が欠乏している。

1. 不安神経症は過度の不安を主徴とする。

2. 心身症では心理的・情動的因子が発生に関与している。

3. 躁うつ病では正常状態に復する時期がある。

4. 精神分裂病は初老期に発病することが多い。

1. バセドウ病は男性に多い。

2. 粘液水腫では甲状腺ホルモンの分泌障害がある。

3. 尿崩症では抗利尿ホルモンの分泌障害がある。

4. 褐色細胞腫では血圧が上昇する。

1. アレルギー鼻炎では発作性のくしゃみや鼻閉がある。

2. アトピー性皮膚炎は内因性のアレルギー機序で発症する。

3. じんま疹はしばしば気管支喘息を合併する。

4. 食事性アレルギーはレアギン型アレルギー反応で起こる。

1. 足関節の基本肢位を 90°とするのは誤りである。

2. 徒手筋力テストは 4 段階評価法である。

3. ブルンストロームのステージは末梢性麻痺に対する評価段階である。

4. 長谷川式スケールは関節可動域の評価法である。

1. 歩行周期には立脚期と遊脚期とがある。

2. 立脚中期には全体重が一方の足にかかる。

3. 立脚期と遊脚期の時間的割合は 6 対 4 である。

4. 両足が遊脚期になる時がある。

1. 求心性収縮とは張力を発生しながら筋肉の長さが短くなること。

2. 遠心性収縮とは張力発生の一方で筋肉の長さが長くなること。

3. 等尺性収縮とは張力を発生するが筋肉の長さは変わらないこと。

4. 等張性収縮とは筋肉の長さの変化に応じて張力が等しく発生すること。

1. 超音波療法は一種の温熱療法である。

2. 紫外線療法は紫外線の化学作用を利用している。

3. 低周波療法は低周波の温熱作用を利用している。

4. 水治療法は水の温度、浮力、抵抗などを利用する療法である。

1. 急性増悪期にも安静は不要である。

2. スプリントを使う場合は自動運動を終日禁じる。

3. 慢性期には変形予防が必要である。

4. 筋力強化は行わない。

1. 弛緩性麻痺に始まり次第に痙性麻痺なることが多い。

2. 失語症は発生器官の麻痺による。

3. 知覚および視覚に障害のない失認症がある。

4. 拘縮の予防または治療のために関節可動域訓練が必要である。

1. 単なる運動麻痺ではなく運動発達障害の要素が多い。

2. 最初は筋緊張が低く次第に異常筋緊張を示すことが多い。

3. 四肢麻痺であるから訓練が難しい。

4. けいれんのコントロールが大切である。

1. 起立時に血圧が上がりやすいので注意する。

2. 頸髄損傷ではベッドと車椅子との移乗動作は無理である。

3. 自動車の運転は勧められない。

4. 腰髄損傷では歩行訓練ができる。

1. 小腸は受盛の官である。

2. 胆は州都の官である。

3. 胃は水穀の海である。

4. 大腸は伝導の官である。

1. 栄（営）気

2. 衛気

3. 宗気

4. 元気

1. 心

2. 肺

3. 肝

4. 腎

1. 心は血脈をつかさどる。

2. 心は疏泄をつかさどる。

3. 心は神を蔵す。

4. 心は舌に開窮する。

1. 脳・子宮

2. 肝・腎

3. 脾・胃

4. 心包・三焦

1. 憂は肺を傷る。

2. 恐は肝を傷る。

3. 思は脾を傷る。

4. 喜は心を傷る。

1. 陰陽

2. 虚実

3. 寒熱

4. 表裏

1. 酸 ― 苦 ― 甘

2. 呼 ― 笑 ― 歌

3. 青 ― 赤 ― 黄

4. 臊 ― 焦 ― 香

1. 滑脈

2. 緊脈

3. 結脈

4. 濡脈

1. 傷寒

2. 悪寒

3. 悪風

4. 厥冷

1. 右の寸口 ― 肺・大腸

2. 左の関上 ― 脾・胃

3. 右の尺中 ― 腎・膀胱

4. 左の寸口 ― 心包・三焦

1. 触覚

2. 味覚

3. 視覚

4. 嗅覚

1. 偶刺

2. 豹文刺

3. 遠道刺

4. 分刺

1. 呼気に刺入し吸気に抜くのは瀉である。

2. 抜鍼後の鍼痕を素早く押さえるのは補である。

3. 経絡の流れに逆らって刺すのは補である。

4. 刺入した鍼に軽い振動を与えるのは瀉である。

1. 二間

2. 公孫

3. 列缺

4. 太白

1. 肝兪 ― 巨闕

2. 脾兪 ― 章門

3. 胆兪 ― 関元

4. 胃兪 ― 天枢

1. 手の少陽経と足の少陽経

2. 手の太陰経と手の陽明経

3. 足の厥陰経と手の太陰経

4. 手の太陽経と足の太陽経

1. 曲垣は肩甲棘内端の下際に取る。

2. 大横は臍の外方 3 寸 5 分に取る。

3. 意舎は第 10－11 胸椎棘突起間の外方 3 寸に取る。

4. 中注は下脘の外方５分で肓兪の上方 2 寸に取る。

1. 関元は臍の下方 2 寸に取る。

2. 巨闕は臍の上方 6 寸に取る。

3. 日月は第 9 肋軟骨付着部の下際に取る。

4. 京門は第 11 肋骨前端下際に取る。

1. 手の少陽三焦経

2. 手の太陽小腸経

3. 手の陽明大腸経

4. 手の厥陰心包経

1. 足三里

2. 委中

3. 列缺

4. 合谷

1. 足の少陰腎経 ― 湧泉

2. 足の太陽膀胱経 ― 京骨

3. 手の少陽三焦経 ― 外関

4. 手の厥陰心包経 ― 郄門

1. 巨闕

2. 天枢

3. 膻中

4. 中極

1. 大都

2. 陥谷

3. 中封

4. 神門

1. 天髎

2. 禾髎

3. 巨髎

4. 下髎

1. 手の陽明経は顔面から始まり指先に終わる。

2. 手の厥陰経は手の指先から始まり胸部に終わる。

3. 足の太陽経は足の指先から始まり顔面に終わる。

4. 足の太陰経は足の指先から始まり胸腹部を通り舌に終わる。

1. 3

2. 4

3. 6

4. 7

1. 圧診点 ― 小野寺直助

2. 皮電点 ― 石川太刀雄

3. 良導点 ― 中谷義雄

4. 撮診点 ― 藤田六郎

1. 変形の改善

2. 軟部組織の緊張緩和

3. 関節部の循環改善

4. 関節痛の軽減

1. 橈骨神経痛 ― 消濼

2. 尺骨神経痛 ― 小海

3. 坐骨神経痛 ― 承扶

4. 大腿神経痛 ― 陰谷

1. 手の少陰心経

2. 手の太陽小腸経

3. 足の太陽膀胱経

4. 足の厥陰肝経

1. 心と肝の病証なので主として心包経と肝経との関連経穴を用いる。

2. 肝と脾の病証なので主として肝経と脾経との関連経穴を用いる。

3. 心と腎の病証なので主として心包経と腎経との関連経穴を用いる。

4. 心と脾の病証なので主として心包経と脾経との関連経穴を用いる。

1. 起立性低血圧に注意する。

2. 強い刺激を求めるときは、それに応じた治療を行う。

3. 施術前の脈拍、血圧をみてから治療する。

4. 施術前に排尿させる。

1. 風府

2. 風門

3. 秉風

4. 翳風

1. 肝虚証

2. 脾虚証

3. 肺虚証

4. 腎虚証

1. 耳門、聴会、翳風はよく使用する経穴である。

2. 腎経の経穴を用いることが多い。

3. 感音系難聴は治りやすい。

4. 難聴を伴わない耳鳴は適応となる場合がある。

1. 冷えによる下痢には温灸がよく用いられる。

2. 四総穴を用いる場合は委中を使用する。

3. 過敏性腸症候群の下痢は心身の安静が必要である。

4. 脱水症を伴う下痢は施術を控える。

1. 曲池

2. 曲沢

3. 尺沢

4. 少海

1. 手根管症候群 ― 大陵

2. 肘部管症候群 ― 尺沢

3. 足根管症候群 ― 崑崙

4. 尺骨神経管症候群 ― 小海

1. 喘息発作中はまず天突に刺鍼する。

2. 六十九難によれば肺経では太淵を用いる。

3. 体性内臓反射理論によればＴｈ5－Ｔｈ7 の脊髄分節上の経穴を刺激する。

4. 募穴を用いる場合は膻中を用いる。

1. 片頭痛

2. 筋収縮性頭痛

3. 高血圧性頭痛

4. 群発性頭痛

1. 患部の筋緊張部への刺鍼

2. 頭部の血管拍動部への刺鍼

3. 胃経の要穴への刺鍼

4. 洞刺

1. ライトテスト

2. アドソンテスト

3. アプレーテスト

4. モーリーテスト

1. 天鼎

2. 気戸

3. 中府

4. 大包

1. エンドルフィン類は痛覚の抑制に関与する。

2. かゆい感じは触覚受容器が強く刺激されて起こる。

3. 皮膚の痛覚の受容器には低閾値機械受容器とポリモーダル受容器とがある。

4. 皮膚の痛覚は主としてＢ線維群によって伝えられる。

1. 旋撚術

2. 回旋術

3. 刺鍼転向術

4. 鍼尖転移術

1. 無髄の神経線維である。

2. 刺すような鋭い痛みを伝達する。

3. 局在が不明瞭な痛みを伝達する。

4. ルフィニ触覚盤やパチニ小体からの情報を伝達する。

1. 刺鍼量の過剰

2. 睡眠不足

3. 腰部への刺激

4. 頸部、肩甲上部への刺激

1. ソマトスタチン

2. セロトニン

3. ブラジキニン

4. カリウムイオン

1. 五臓に応ずる刺法 ― 短刺

2. 杉山流管鍼法 ― 随鍼術

3. 十二節に応ずる刺法 ― 遠道刺

4. 九変に応ずる刺法 ― 直鍼刺

1. 胃酸過多症

2. メニエール病

3. 頸腕症候群

4. 血友病

1. Ａα線維

2. Ａβ線維

3. Ｂ線維

4. Ｃ線維

1. 刺激を受けた場所から遠く離れた臓器にも障害が起こる。

2. 過剰刺激によって現れる障害には個体差がない。

3. 過剰刺激はいかなる種類の刺激でも障害が起こる。

4. 交感神経系に加えられた過剰刺激によって血管運動性の障害が起こる。

1. 一過性に拡張したのち収縮する。

2. 一過性に収縮したのち拡張する。

3. 一定した反応を示さない。

4. 反応しない。

1. 圧受容器反射による血圧の調整は内臓－体性反射である。

2. 体性感覚神経を求心路として自律神経を遠心路とする反射を体性－内臓反射という。

3. 食物が胃に入った時に起こる胃の反射性弛緩は内臓－内臓反射の一例である。

4. 体温調節反射には体性－内臓反射の例がみられる。

1. 温覚も冷覚も起こさない無感温度は普通 33℃前後である。

2. 温受容器は自由神経終末である。

3. 温覚を伝える神経線維はＡβ線維である。

4. 温覚は脊髄視床路を通る。

1. 皮膚血管は一過性に拡張したのち収縮する。

2. 皮膚血管は一過性に収縮したのち拡張する。

3. 心臓の収縮力は減退する。

4. 血圧は最初から低下する。

1. 患者の不用意な体動

2. 粗悪な艾の使用

3. 経穴以外の場所への施灸

4. 刺激量の過剰

1. 40℃

2. 45℃

3. 55℃

4. 60℃

1. 血圧が異常に高い場合

2. 高熱を呈している場合

3. 急性腹症の場合

4. 皮膚が過敏である場合

1. 減少する。

2. 増加する。

3. 変化しない。

4. 一定しない。

1. 淡黄白色で線維が細く柔かい。

2. 加熱曲線は漸増漸減の緩やかなカーブを描く。

3. 灰分の含有量が多い。

4. よく乾燥していて途中で消えない。

1. 点火した艾は自然に消えるのを待つ。

2. 良質艾を軟かく小さくひねって施灸する。

3. 燃焼した灰を１回ずつ除去して施灸する。

4. 艾炷の底面を小さくして施灸する。

1. 血管拡張性物質の遊離

2. 血管透過性の亢進

3. 内因性発痛物質の遊離

4. 浸潤白血球の減少