午前問題
問題1.平成26年度の国民医療費について正しいのはどれか。
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1.40兆円を超える。
2.介護保険の費用が含まれる。
3.国民所得比は15%を超える。
4.財源は患者負担が30%を超える。
問題2.公的医療保険の対象となるのはどれか。
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1.インフルエンザの予防接種
2.正常分娩
3.人間ドック
4.禁煙治療
問題3.施術者の倫理について正しいのはどれか。
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1.業務上知り得た患者の秘密は研究目的であっても漏らしてはならない。
2.「ヒポクラテスの誓い」は外題には通用しない。
3.収益向上のためにはQOLは考えなくてもよい。
4.「患者の権利宣言」は日本には適用されない。
問題4.市町村保健センターの役割はどれか。
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1.食品衛生に関する業務
2.環境衛生に関する業務
3.エイズに関する相談
4.乳幼児健診
問題5.母子健康手帳に記載する項目はどれか。
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1.学歴
2.職歴
3.婚姻歴
4.喫煙歴
問題6.平成25年の国民生活基礎調査において、高齢者が要介護となる原因として最も頻度が高いのはどれか。
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1.関節疾患
2.高齢による衰弱
3.骨折・転倒
4.脳血管疾患
問題7.人口静態統計で調べる項目はどれか。
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1.人口
2.死亡
3.出生
4.結婚
問題8.アニサキスの主症状はどれか。
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1.発熱
2.腹痛
3.下痢
4.血尿
問題9.精神保健について正しいのはどれか。
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1.統合失調症は脳の器質的疾患である。
2.認知症では夜間せん妄を生じやすい。
3.うつ病では見当識障害を生じやすい。
4.適応障害の主症状は幻覚である。
問題10.リケッチア感染症はどれか。
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1.梅毒
2.デング熱
3.ジフテリア
4.ツツガムシ病
問題11.滅菌に用いられるのはどれか。
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1.アルコール
2.塩素ガス
3.高圧蒸気
4.紫外線
問題12.あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、再免許を与えることができるのはどれか。
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1.免許取消しの事由に該当しなくなったとき
2.免許証を紛失したとき
3.誤って免許証を破いてしまったとき
4.故意に免許証を汚したとき
問題13.あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、免許証を返納しなければならないのはどれか。
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1.再交付を申請するとき
2.書換え交付を申請するとき
3.再免許を申請するとき
4.名簿登録の削除を申請するとき
問題14.あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、施術所につき衛生上必要な措置が講じられていないとき、その使用制限を命じることができるのはどれか。
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1.厚生労働大臣
2.都道府県知事
3.市区町村長
4.保健所長
問題15.助産所について定めている法律はどれか。
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1.地域保健法
2.医師法
3.保健師助産師看護師法
4.医療法
問題16.人体の発生について正しいのはどれか。
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1.受精は子宮内で起こる。
2.透明帯は受精直後に消失する。
3.羊膜は胚盤の外胚葉と連続する。
4.母体と胎児の血液は胎盤で混ざり合う。
問題17.脊柱について正しいのはどれか。
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1.歯突起窩は軸椎にある。
2.胸椎の連結による弯曲は前弯である。
3.仙骨角は体表から触れる。
4.岬角は尾椎の前縁にある。
問題18.上肢の筋と神経の関係について正しいのはどれか。
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1.回外筋は正中神経によって貫かれる。
2.烏口腕筋は筋皮神経によって貫かれる。
3.円回内筋の上腕頭と尺骨頭の間を尺骨神経が通る。
4.上腕三頭筋の長頭と外側頭の間を橈骨神経が通る。
問題19.心臓について正しいのはどれか。
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1.心臓は後縦隔に位置する。
2.心外膜は漿膜の壁側板である。
3.房室結節は心房を収縮させる。
4.大心臓静脈は冠状溝を走行する。
問題20.静脈について正しいのはどれか。
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1.奇静脈は腋窩静脈に注ぐ。
2.内胸静脈は上大静脈に注ぐ。
3.外陰部静脈は大腿静脈に注ぐ。
4.橈側皮静脈は上腕静脈に注ぐ。
問題21.固有口腔に存在するのはどれか。
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1.口唇
2.耳下腺
3.歯肉
4.舌骨
問題22.男性尿道の隔膜部に最も近いのはどれか。
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1.精巣
2.肛門
3.尿道球腺
4.膀胱
問題23.脳室について正しいのはどれか。
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1.室間孔は左右の側脳室をつなぐ。
2.第3脳室は左右の間脳の間にある。
3.中脳水道には脈絡叢がある。
4.第4脳室は硬膜下腔に開口する。
問題24.腕神経叢の後神経束から分枝するのはどれか。
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1.腋窩神経
2.筋皮神経
3.長胸神経
4.内側上腕皮神経
問題25.脳神経と機能の組合せで正しいのはどれか。
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1.動眼神経-角膜の痛覚
2.下顎神経-舌の痛覚
3.顔面神経-顔面の触覚
4.舌咽神経-舌の運動
問題26.眼球について正しいのはどれか。
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1.瞳孔括約筋の収縮で散瞳する。
2.毛様体小体は硝子体に付着する。
3.杆体細胞は黄斑に集中する。
4.眼房水は水晶体を栄養する。
問題27.解糖について正しいのはどれか。
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1.酸素を必要とする。
2.細胞質内で行われる。
3.クエン酸が生成される。
4.電子伝達系に比べATP産性能が高い。
問題28.血管拡張作用をもつのはどれか。
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1.セロトニン
2.エンドセリン
3.二酸化炭素
4.アンジオテンシンⅡ
問題29.異常呼吸で、深い呼吸が規則正しく続くのはどれか。
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1.起坐呼吸
2.ビオ-呼吸
3.クスマウル呼吸
4.チェーン・ストーク呼吸
問題30.摂食を抑制するのはどれか。
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1.グレリン
2.オレキシン
3.ロイコトリエン
4.レプチン
問題31.コレステロールについて正しいのはどれか。
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1.単純脂質である。
2.細胞膜に含まれる。
3.膵臓で合成される。
4.皮下脂肪の主成分である。
問題32.安静時の熱産生が最も多いのはどれか。
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1.皮膚
2.腎臓
3.肝臓
4.内臓脂肪
問題33.糸球体ろ過量を増加させるのはどれか。
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1.糸球体血圧の上昇
2.血漿膠質浸透圧の上昇
3.ボーマン嚢内圧の上昇
4.尿管内圧の上昇
問題34.グルカゴンにより促進されるのはどれか。
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1.グルコースの細胞内への取り込み
2.グリコーゲンの分解
3.蛋白質の合成
4.脂肪の合成
問題35.単語の記憶に重要な部位を含むのはどれか。
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1.視床下部
2.小脳核
3.大脳基底核
4.大脳辺縁系
問題36.筋について正しいのはどれか。
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1.平滑筋は横紋構造をもつ。
2.心筋の収縮は常に強縮である。
3.心筋細胞の興奮は絶縁性に伝導する。
4.胃の平滑筋にはギャップ結合がある。
問題37.γ運動ニューロンについて正しいのはどれか。
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1.軸索は後根を通る。
2.筋紡錘の感度を調節する。
3.錘内筋線維の中央部分に終末する。
4.α運動ニューロンに比べ細胞体は大きい。
問題38.潜伏期間が最も長いのはどれか。
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1.風疹
2.エイズ
3.A型肝炎
4.インフルエンザ
問題39.放射線障害を最も受けやすいのはどれか。
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1.神経
2.腎臓
3.性腺
4.軟骨
問題40.植物状態を引き起こす障害部位はどれか。
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1.大脳
2.中脳
3.延髄
4.脊髄
問題41.奇異塞栓がみられるのはどれか。
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1.心室性期外収縮
2.心房中隔欠損症
3.大動脈弁狭窄症
4.感染性心内膜炎
問題42.急性炎症の局所で最初に起こるのはどれか。
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1.滲出
2.充血
3.線維化
4.白血球遊走
問題43.ヒト免疫不全ウイルスが主に感染する免疫担当細胞はどれか。
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1.B細胞
2.ヘルパーT細胞
3.細胞傷害性T細胞
4.NK細胞
問題44.生命予後が良好なのはどれか。
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1.線維腫
2.中皮腫
3.膠芽腫
4.白血病
問題45.脊髄分節と体表知覚の組合せで正しいのはどれか。
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1.第4頸神経-後頭部
2.第4胸神経-肩甲骨下角
3.第4腰神経-下腿外側
4.第4仙骨神経-肛門周囲
問題46.膝関節の徒手検査法と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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1.マクマレーテスト-膝半月板損傷
2.Nテスト-膝後十字靭帯損傷
3.グラインディングテスト-膝蓋靭帯炎
4.後方引き出しテスト-膝前十字靭帯損傷
問題47.気管支喘息の聴診所見はどれか。
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1.捻髪音
2.水泡音
3.笛音
4.いびき音
問題48.放射線被曝を伴う検査はどれか。
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1.筋電図検査
2.PET検査
3.MRI検査
4.サーモグラフィ
問題49.腎機能の検査はどれか。
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1.クレアチニン
2.クレアチンキナーゼ
3.アルカリホスファターゼ
4.γ-グルタミントランスペプチターゼ
問題50.チアノーゼについて正しいのはどれか。
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1.皮膚が白くなる。
2.末梢循環不全で生じる。
3.貧血で現れやすい。
4.じんま疹のとき生じる。
問題51.髄膜刺激症状はどれか。
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1.ケルニッヒ徴候
2.ロンベルグ徴候
3.ブルンベルグ徴候
4.ガワーズ徴候
問題52.低身長となる疾患はどれか。
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1.マルファン症候群
2.シーハン症候群
3.下垂体前葉機能不全症
4.バセドウ病
問題53.視診所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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1.へバーデン結節-関節リウマチ
2.眼瞼下垂-甲状腺機能亢進症
3.メズサの頭-肝硬変
4.ばち指-糖尿病
問題54.浮腫をきたすのはどれか。
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1.副甲状腺機能低下症
2.高コレステロール血症
3.非アルコール性脂肪肝
4.うっ血性心不全
問題55.骨腫瘍で予後が悪いのはどれか。
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1.軟骨肉腫
2.内軟骨腫
3.外骨腫
4.類骨腫
問題56.変形性股関節症の原因とならないのはどれか。
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1.ペルテス病
2.単純性股関節炎
3.外傷性股関節脱臼
4.大腿骨頭すべり症
問題57.下腿の区画と筋の組合せで正しいのはどれか。
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1.前区画-長指屈筋
2.外側区画-後脛骨筋
3.深後区画-長腓骨筋
4.浅後区画-ヒラメ筋
問題58.頸椎症性神経根症でみられるのはどれか。
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1.握力低下
2.腱反射亢進
3.尿閉
4.病的反射
問題59.骨密度が保たれていても骨折を起こしやすいのはどれか。
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1.糖尿病
2.高血圧症
3.脂質異常症
4.高尿酸血症
問題60.スポーツ中に肉ばなれを起こしやすいのはどれか。
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1.大殿筋
2.大腰筋
3.前脛骨筋
4.腓腹筋
問題61.中皮腫と関連するのはどれか。
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1.塩蔵食品
2.アルコール
3.アスベスト
4.アセトアルデヒド
問題62.肺癌について正しいのはどれか。
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1.死亡数は女性が多い。
2.骨転移はまれである。
3.小細胞癌が最も多い。
4.受動喫煙は危険因子である。
問題63.脂肪肝に関係ないのはどれか。
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1.肥満
2.糖尿病
3.肝硬変
4.胆嚢ポリ-プ
問題64.感染症に罹患しやすいのはどれか。
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1.血友病
2.悪性リンパ腫
3.鉄欠乏性貧血
4.遺伝性球状赤血球症
問題65.感染症について正しいのはどれか。
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1.インフルエンザウイルス感染は迅速な検査が可能である。
2.麻疹は「三日ばしか」と言われている。
3.帯状疱疹は単純ヘルペスウイルスによる感染である。
4.梅毒はクラミジアによる感染である。
問題66.呼吸器感染症について正しいのはどれか。
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1.上気道炎の治療は主に抗菌薬である。
2.65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンが推奨されている。
3.インターフェロンγ遊離試験は非結核性抗酸菌症で陽性となる。
4.日本の結核患者数は先進国の中では少ない。
問題67.狭心症について正しいのはどれか。
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1.異型狭心症は日中に起こりやすい。
2.狭心痛は大動脈壁の内膜に生じた亀裂に血液が流入することで生じる。
3.心エコー検査で心臓の動きは正常である。
4.発作時の治療に抗血小板薬が用いられる。
問題68.僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。
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1.男性に多い。
2.先天性が多い。
3.心拍出量が増加する。
4.心房細動の合併が多い。
問題69.ホルネル症候群がみられやすいのはどれか。
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1.食道癌
2.胃癌
3.大腸癌
4.肝臓癌
問題70.させられ体験がみられるのはどれか。
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1.統合失調症
2.単極性障害
3.双極性障害
4.広汎性発達障害
問題71.甲状腺機能低下症でみられるのはどれか。
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1.頻脈
2.眼球突出
3.粘液水腫
4.発汗過多
問題72.関節リウマチについて正しいのはどれか。
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1.男性に多い。
2.関節のこわばりは夕方に多い。
3.対称性の関節腫脹を認めることが多い。
4.遠位指節間関節の腫脹を認めることが多い。
問題73.股関節の関節可動域の測定について正しいのはどれか。
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1.外転は側臥位で行う。
2.内転は坐位で行う。
3.屈曲は立位で行う。
4.伸展は腹臥位で行う。
問題74.ADL評価のFIMに含まれるのはどれか。
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1.買い物
2.排尿管理
3.調理
4.ジョギング
問題75.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2G/DL,アルブミン2.5G/DL、総コレステロール280MG/DL。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+であった。」下肢浮腫の触診部位で最も適切なのはどれか。
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1.脛骨前面
2.内果
3.外果
4.アキレス腱
問題76.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2G/DL,アルブミン2.5G/DL、総コレステロール280MG/DL。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+であった。」本症例でみられる浮腫の主な原因はどれか。
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1.静水圧の上昇
2.血漿膠質浸透圧の低下
3.血管透過性亢進
4.リンパ液のうっ滞
問題77.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗SCL-70)が陽性であった。」本症例の手指の所見はどれか。
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1.ゴットロン徴候
2.ばち指
3.レイノー現象
4.スプーン状爪
問題78.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「40歳の女性。数年前より手指のこわばりを自覚していた。最近、症状の増悪と手指の関節痛、腫脹が認められ来院した。冷たいものに触ると手指が白くなることがある。検査では抗トポイソメラーゼI抗体(抗SCL-70)が陽性であった。」本疾患の合併症として最も多いのはどれか。
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1.ブドウ膜炎
2.ネフローゼ症候群
3.逆流性食道炎
4.シェーグレン症候群
問題79.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比は1.0であった。」本症例の徒手検査所見で陽性を示すのはどれか。
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1.SLRテスト
2.ケンプ徴候
3.大腿神経伸展テスト
4.K・ボンネットテスト
問題80.次の文で示す症例について、問いに答えよ。「62歳の男性。右側の腰から下肢にかけての痛み、しびれがある。歩くと痛みは強くなり歩けなくなるが、休むと再び歩けるようになる。足関節・上腕血圧比1.0であった。」歩行中に右下肢痛が起こったときの対応として、体幹の姿位で最も適切なのはどれか。
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1.前屈
2.後屈
3.右側屈
4.左側屈
午後問題
問題81.筋萎縮性側索硬化症患者における人工呼吸器装着後のリハビリテーションで適切なのはどれか。
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1.歩行訓練
2.更衣訓練
3.排痰訓練
4.起き上がり訓練
問題82.ICFの「活動」に該当するのはどれか。
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1.復学
2.家屋改修
3.障害年金受給
4.義足作成
問題83.腰痛体操はどれか。
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1.フレンケル体操
2.クラップ体操
3.マッケンジー体操
4.バージャー体操
問題84.脊髄損傷において、肘の伸展によるプッシュアップが可能となる脊髄節残存高位はどれか。
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1.C4
2.C5
3.C6
4.C7
問題85.疾患と装具の組合せで誤っているのはどれか。
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1.変形性膝関節症-足底装具
2.腰椎椎間板ヘルニア-軟性コルセット
3.脳梗塞-短下肢装具
4.総腓骨神経-長下肢装具
問題86.医学的リハビリテーションで、在宅復帰への対応として積極的に推し進めるべきことはどれか。
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1.廃用性症候群の予防
2.障害受容への援助
3.職業訓練
4.麻痺の改善
問題87.サルコペニアで必ず減少するのはどれか。
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1.骨密度
2.骨格筋量
3.循環血液量
4.脂肪量
問題88.ステージⅠの関節リウマチの非活動期に行うリハビリテーションで最も適切なのはどれか。
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1.関節の安静
2.軽い自動運動
3.コッドマン体操
4.筋力強化訓練
問題89.五行色体で相生関係にある組合せはどれか。
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1.鈎-毛
2.蔵-生
3.志-神
4.語-呑
問題90.「胸中の灼熱様の痛み、激しい口渇、空腹だが飲食ができない、四肢厥冷、嘔吐、下痢。」傷寒論の六経病証はどれか。
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1.陽明病
2.太陽病
3.少陰病
4.厥陰病
問題91.「心煩、心下痛、舌の強ばり、舌痛、鼠径部や膝の腫痛や冷え。」経脈病証はどれか。
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1.手の少陰経
2.足の太陰経
3.手の陽明経
4.足の太陽経
問題92.下肢と体幹の両側の陰陽を調節し、下肢の陰経と陽経の協調に関与するのはどれか。
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1.陽蹻脈
2.陽維脈
3.帯脈
4.督脈
問題93.すべての絡脈に瘀血があるときに用いるのはどれか。
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1.鳩尾
2.長強
3.大包
4.蠡溝
問題94.体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか。
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1.前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
2.第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部
3.足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
4.第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
問題95.「40歳の女性。昨日、外出後、頭痛、鼻づまり、咽喉部の痒み、眼瞼および顔面の浮腫が発生した。顔面麻痺様の症状もある。」患者の症状を引き起こす六淫で最も適切なのはどれか。
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1.寒邪
2.風邪
3.湿邪
4.暑邪
問題96.「最近、息切れと無力感があり動くと汗が出る。顔色は蒼白く、不眠、舌質は淡嫩。脈は細弱。」患者の病証はどれか。
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1.気虚血瘀
2.気血両虚
3.気滞血瘀
4.気不摂血
問題97.病証と病因の組合せで正しいのはどれか。
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1.肝胆湿熱-肝血虚が胆火に波及したもの
2.心火亢盛-心陰が亢進したもの
3.脾胃湿熱-湿が脾胃に長く影響し化熱したもの
4.腎陰虚-腎気虚が進行し気の温煦作用が低下したもの
問題98.足の太陽膀胱経の病証はどれか。
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1.前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺
2.前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
3.側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみ
4.腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみ
問題99.「52歳の男性。主訴は腰痛。不眠や手足のほてりを伴う。仕事の疲れがたまると眩暈や盗汗が起こる。」患者の病証でみられる脈診所見はどれか。
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1.滑脈
2.弦脈
3.細脈
4.緊脈
問題100.六部定位に配当される脈診部位と絡穴部位の組合せで正しいのはどれか。
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1.右寸口-尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋の上方1寸
2.左関上-長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分
3.右関上-前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸
4.左尺中-長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方2寸
問題101.肘関節に向けて刺入すると補法になる経穴の部位はどれか。
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1.尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸
2.長掌筋腱と撓側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方5寸
3.肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方2寸
4.肘後外側、上腕骨外側上顆の上縁、外側顆上稜の前縁
問題102.経脈の走行について正しいのはどれか。
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1.頚部では胃経と小腸経の間を大腸経が上行する。
2.腹部では腎経と胃経の間を脾経が上行する。
3.前腕後面では大腸経と三焦経の間を小腸経が上行する。
4.下腿内側では肝経と脾経の間を腎経が上行する。
問題103.奇経と関係する経穴の組合せで正しいのはどれか。
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1.陽蹻脈-金門
2.陰蹻脈-築賓
3.陽維脈-居髎
4.陰維脈-府舎
問題104.心包経の経金穴と合水穴の間と同じ骨度はどれか。
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1.両乳頭間
2.両乳様突起間
3.眉間から前髪際中点
4.臍中央から恥骨結合上縁
問題105.経穴とその部位を支配している神経の組合せで正しいのはどれか。
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1.天牖-大後頭神経
2.天窓-大耳介神経
3.天突-頚横神経
4.欠盆-鎖骨下神経
問題106.八会穴の腑会の部位はどれか。
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1.前正中線上、胸骨体下端の下方1寸
2.前正中線上、第4肋間と同じ高さ
3.前正中線上、臍中央の上方4寸
4.前正中線上、臍中央の上方6寸
問題107.経穴と体表指標の組合せで同じ高さにあるのはどれか。
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1.天鼎-甲状軟骨上縁
2.天柱-外後頭隆起
3.胞盲-仙骨裂孔
4.髀関-大転子頂点
問題108.部位と経穴の組合せで正しいのはどれか。
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1.大腿二頭筋と半腱様筋の間-膝陽関
2.外側広筋と大腿直筋腱の間-血海
3.薄筋と縫工筋の間-足五里
4.縫工筋と長内転筋の間-箕門
問題109.取穴法で正しいのはどれか。
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1.丘墟は、長指伸筋腱内側の陥凹部、外果尖の前下方に取る。
2.太衝は、第1・第2中足骨間、中足骨底接合部近位の陥凹部に取る。
3.水泉は、太渓の下1寸、踵骨隆起前方の陥凹部に取る。
4.申脈は、外果尖の直下、外果下縁と距骨の間の陥凹部に取る。
問題110.五要穴で慢性症状に用いるのに適した経穴の部位はどれか。
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1.脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸
2.内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
3.腓骨の前方、外果尖の上方7寸
4.大腿二頭筋腱の内縁、膝窩横紋上
問題111.鍼の深刺により気胸発生の危険性が最も高いのはどれか。
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1.臓会
2.血会
3.肺の募穴
4.心の募穴
問題112.奇穴とその主治の組合せで正しいのはどれか。
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1.八邪-頭痛
2.四縫-足の痛み
3.十宣-歯の痛み
4.八風-手の痛み
問題113.奇穴とその部位の組合せで正しいのはどれか。
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1.鶴頂-膝蓋骨底上際中央の上約1寸
2.胆嚢点-陽陵泉の下約1寸
3.蘭尾-足三里の下約1寸
4.失眠-足底部の中央
問題114.圧痛部を押すと特定のパターンの関連痛を示し、索状硬結を認めた。最も適切な反応点はどれか。
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1.トリガーポイント
2.撮診点
3.圧診点
4.丘疹点
問題115.次の文で示す患者の病証に対して経脈の疏通を目的として治療する場合、最も適切な治療穴はどれか。「56歳の男性。主訴は右肩関節痛。右手で引き戸を右に開こうとする動作時に激痛が起こる。整形外科では、四辺形間隙症候群と診断された。」
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1.後渓
2.液門
3.二間
4.魚際
問題116.次の文で示す患者の病証に対する治療穴で最も適切なのはどれか。「65歳の男性。1週間前に食べ過ぎて胃のもたれ感の後、右上の奥の歯茎が腫れて痛むようになってきた。腹診では上腹部に緊張と熱感がみられ、右関上の脈は滑数。舌質はやや紅、中央に黄厚膩苔。」
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1.腎経の栄火穴
2.胃経の栄水穴
3.大腸経の栄水穴
4.脾経の栄火穴
問題117.次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「40歳の男性。主訴は肩こり。人間関係のトラブルから徐々に自覚。頸肩部の動作時痛や牽引感はないが、肩の張りが持続する。ひどくなると咽に何かがつかえた感じがする。」
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1.肝気を疏通し気滞を除く。
2.腎気を補益する。
3.陽明経を疏通する。
4.肝腎経を補う。
問題118.経脈病証で先に手の陽明経が病み、次に手の太陰経が病んだ場合、原絡配穴法の原則に従った選穴で正しい組合せはどれか。
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1.太淵-偏歴
2.偏歴-合谷
3.合谷-列欠
4.列欠-太淵
問題119.次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「24歳の男性。主訴は頸から上の痒み。以前からアトピー性皮膚炎による痒みがあったが、症状の変化が激しくなってきた。悪化すると滲出性になる。普段から甘いものを好み、過食すると悪化する。舌苔は白膩、脈は滑。」
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1.風寒の邪を除く。
2.運化作用を高め、湿を化す。
3.血を養い、燥を潤す。
4.血熱を除く。
問題120.季節に応ずる脈状で、8月下旬に鍼灸治療を行う場合、難経十五難に基づいて健康と判断するのはどれか。
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1.やや弦
2.やや鈎
3.やや石
4.やや毛
問題121.次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「35歳の女性。主訴は月経痛。1年前に第4子を出産してから月経後に疲労・倦怠感が強くなり、足腰がだるく、耳鳴りもある。経血は色が淡く、量は少なく稀薄。舌質は淡、脈は沈細。」
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1.肝気を疏通し、瘀血を去る。
2.下焦を温め、痛みを緩和する。
3.肝腎経を補益する。
4.陰液を養い、熱を去る。
問題122.次の文で示す症例に対して障害部位を走行する経脈の同名経の治療穴で最も適切なのはどれか。「52歳の男性。主訴は膝外側の痛み。最近、趣味である朝のジョギング時に膝外側の痛みを自覚したことから来院。徒手検査でグラスピングサインが陽性であった。」
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1.下廉
2.大陵
3.会宗
4.少府
問題123.次の文で示す症例に対して障害神経を考慮して循経取穴を行う場合、最も適切な治療穴はどれか。「46歳の女性。最近、指尖で物をつまむピンチ動作ができなくなったため来院。ティアドロップ徴候は陽性。知覚障害は認められなかった。」
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1.肘髎
2.小海
3.消濼
4.曲沢
問題124.十二刺のうち、筋の異常緊張に対して関節近傍の腱に刺鍼するのはどれか。
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1.賛刺
2.短刺
3.陰刺
4.恢刺
問題125.医療面接で開放的質問に相当するのはどれか。
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1.今日はどうされましたか。
2.いつから痛みますか。
3.アレルギーをおもちですか。
4.過去に大きな病気にかかったことがありますか。
問題126.徒手検査所見と罹患部への局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
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1.フローマン徴候陽性-神門
2.アイヒホツフテスト陽性-陽池
3.トムゼンテスト陽性-陽渓
4.ファレンテスト陽性-経渠
問題127.次の文で示す症例に対する鍼灸の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。「62歳の女性。主訴は肩こり。半年ほど前から興味や喜びがわかなくなり、食欲が減退し、よく眠れず朝早く目が覚める。疲れやすく思考力が低下している。幻覚や記憶の障害はなく、動悸、めまいもない。」
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1.改訂長谷川式簡易知能評価スケール
2.ハミルトン評価尺度
3.タイムドアップアンドゴーテスト
4.ロコモ度テスト
問題128.次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。「40歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアを発症し、腰下肢痛がある。患側の母指底屈筋力の低下、アキレス腱反射減弱、足底の知覚鈍麻がみられた。」
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1.L3神経根
2.L4神経根
3.L5神経根
4.S1神経根
問題129.頸部の神経根障害により手関節背屈と肘関節屈曲の筋力低下がみられる患者に対し、デルマトームを考慮して治療する場合、最も適切な治療穴はどれか。
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1.曲池
2.曲沢
3.小海
4.少海
問題130.肩甲骨の下方回旋筋拘縮による肩の外転障害がみられる場合、局所施術部位として最も適切なのはどれか。
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1.肩井
2.肩外兪
3.膏肓
4.扶突
問題131.末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで最も適切なのはどれか。
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1.橈骨神経麻痺-手五里・温溜
2.正中神経麻痺-尺沢・通里
3.深腓骨神経麻痺-陽輔・懸鍾
4.脛骨神経麻痺-条口・解渓
問題132.次の文で示す症例に対し、局所治療穴を定めるための徒手検査で陽性になる可能性が最も高いのはどれか。「21歳の男性。大学で水泳部に所属し、専門はフリースタイル。肩の外転、屈曲時に肩前外側に痛みを呈する。」
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1.イートンテスト
2.エデンテスト
3.インピンジメントテスト
4.リフトオフテスト
問題133.次の文で示す神経麻痺の罹患神経に対して低周波鍼通電療法を行う場合、経穴の組合せとして最も適切なのはどれか。「手背の骨間溝が著明で鈎爪指がみられるが、パーフェクト0は正常であった。」
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1.偏歴-曲池
2.太淵-孔最
3.内関-郄門
4.支正-小海
問題134.次の文で示す症例に対する治療穴で最も適切なのはどれか。「35歳の女性。職業は事務員。右前腕前面近位部の疼痛と第1指から第4指橈側半の掌側および母指球にしびれがある。前腕の回内動作に抵抗を加えると症状が増悪する。ファレンテスト陰性。」
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1.手三里
2.孔最
3.大陵
4.四瀆
問題135.「37歳の男性。主訴は不眠。仕事の期限に間に合わせるため長時間労働が続き、疲労感とともに肩こり、腹部膨満感、中途覚醒に悩まされている。よくため息をつく。舌診では舌辺が赤く、腹診では胸脇苦満が認められた。」本症例が示す病証でみられやすい脈状はどれか。
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1.浮脈
2.弦脈
3.濇脈
4.滑脈
問題136.「37歳の男性。主訴は不眠。仕事の期限に間に合わせるため長時間労働が続き、疲労感とともに肩こり、腹部膨満感、中途覚醒に悩まされている。よくため息をつく。舌診では舌辺が赤く、腹診では胸脇苦満が認められた。」本症例の病証で最も適切なのはどれか。
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1.肝気鬱結
2.心気虚
3.脾気虚
4.腎陰虚
問題137.「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」本疾患の排尿に関する症状で最も適切なのはどれか。
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1.残尿感
2.遷延性排尿
3.尿意切迫
4.苒延性排尿
問題138.「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」本症例に対して難経六十九難に基づき、一つは肺経の経金穴を配穴した。もう一つの治療穴の部位はどれか。
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1.足内側、内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前方の陥凹部
2.足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部
3.下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
4.下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸
問題139.「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」本症例の障害神経はどれか。
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1.第1・第2腰神経から起こり、大腰筋を貫く神経
2.第2・第3腰神経から起こり、大腰筋と腸骨筋の間を斜め外側下方に走る神経
3.第4・第5腰神経および第1・第2・第3仙骨神経から起こり、梨状筋下孔を通過する神経
4.第2・第3・第4腰神経から起こり、筋裂孔を通過する神経
問題140.「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」本症例に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。
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1.上後腸骨棘と大転子を結んだ中点より垂直に約3CM下がった部位
2.第4腰椎と第5腰椎棘突起間の外側約2CMの部位
3.上前腸骨棘より約2.5CM内方でそこから下に約2.5CMの部位
4.鼠径靱帯の直下で大腿動脈拍動部の外方約1CMの部位
問題141.「筋内での置鍼中に強い響き感覚と鈍痛を生じたので、その位置より少しだけ鍼を引き上げ、しばらく留置してから再び筋中まで刺入した後抜鍼したところ、鈍痛を軽減させることができた。」刺鍼操作はどれか。
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1.屋漏術
2.随鍼術
3.内調術
4.間歇術
問題142.経穴と深刺により損傷するリスクがある臓器との組み合わせで正しいのはどれか。
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1.右梁門-肝臓
2.右陽綱-肺
3.右大横-腎臓
4.右欠盆-心臓
問題143.鍼施術の際にⅢ群線維が伝えるのはどれか。
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1.押手の上下圧
2.鋭い切皮痛
3.鍼の刺入圧
4.重だるい響き感覚
問題144.小児鍼による触圧刺激に対して最も順応の早い受容器はどれか。
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1.パチニ小体
2.メルケル盤
3.毛包受容器
4.ルフィニ終末
問題145.鍼刺激を行った際に細径感覚神経線維が興奮したことを示すのはどれか。
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1.アロデイニアの発現
2.刺入抵抗感の減少
3.しびれるような響き感覚の発生
4.フレアの出現
問題146.鍼刺激による筋血流の増加に直接関与しないのはどれか。
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1.サブスタンスP
2.CGRP
3.オピオイドペプチド
4.血管作動性腸ペプチド
問題147.四肢に鍼刺激を行うと、上脊髄性の自律神経反応が起きやすい理由として最も考えられるのはどれか。
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1.鍼刺激で興奮する感覚神経の分布密度が高い。
2.入力する脊髄分節に自律神経節前ニューロンが少ない。
3.筋肉が豊富である。
4.神経叢から出た枝により支配される。
問題148.「脊髄損傷患者に対し、仙骨部への鍼刺激を行ったところ排尿が促進した。」施術結果の機序で正しいのはどれか。
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1.下腹神経が興奮した。
2.脊髄分節性の反射が起こった。
3.上位排尿中枢が興奮した。
4.内臓-体性反射が起こった。
問題149.持続効果の長い鎮痛系の賦活を期待して鍼通電療法を行う場合、通電周波数として最も適しているのはどれか。
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1.5Hz
2.20Hz
3.50Hz
4.100Hz
問題150.キャノンが提唱した緊急反応において副腎髄質で作用する受容体はどれか。
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1.α受容体
2.β受容体
3.ニコチン受容体
4.ムスカリン受容体
問題151.強刺激を与える目的で行う灸法で正しいのはどれか。
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1.夾雑物が多い艾を用いる。
2.軟らかくひねる。
3.壮数を少なくする。
4.小さな艾烓を用いる。
問題152.月経異常に対する灸療法で最も適応となるのはどれか。
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1.40歳頃から月経量が多く、月経痛とともに月経血中に血塊が混ざる。
2.13歳で初経を迎え、2年後から月経痛に悩んでいる。
3.28歳で月経痛が発症し、月経ごとに数日間強い下腹部痛を伴う。
4.頻発月経で3周期以上無排卵月経が続いている。
問題153.温筒灸を行った際に、第Ⅱ度熱傷予防のため、艾烓を取り除く目安はどれか。
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1.フレアが出始めた時点
2.温かさを感じ始めた時点
3.ヒリヒリとした熱さを感じ始めた時点
4.我慢することができなくなった時点
問題154.WHOの「鍼の基礎教育と安全性に関するガイドライン(1999年)」で有痕灸を避けることとしている部位にある経穴はどれか。
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1.巨髎
2.淵腋
3.環跳
4.丘墟
問題155.知熱灸を行う際に最も注意を要するのはどれか。
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1.認知症
2.関節リウマチ
3.骨粗鬆症
4.過敏性腸症候群
問題156.第12胸神経から第2腰神経の皮膚分節領域に関連痛が現れる臓器はどれか。
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1.心臓
2.肝臓
3.胆嚢
4.腎臓
問題157.温度覚について正しいのはどれか。
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1.温受容器の形態は特定の受容器構造をもつ。
2.熱刺激による興奮はⅡ群線維によって伝達される。
3.2次求心性ニューロンの細胞体は延髄の後索核にある。
4.右下肢の熱刺激の興奮は左の大脳皮質の体性感覚野に伝わる。
問題158.透熱灸によるヒスタミンの分泌に直接関与するのはどれか。
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1.好中球
2.形質細胞
3.肥満細胞
4.マクロファージ
問題159.施灸によりアラキドン酸から産生される物質が引き起こす作用はどれか。
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1.血管を収縮する。
2.心拍数を減少する。
3.血栓の発生を防止する。
4.発痛物質の作用を増強する。
問題160.透熱灸刺激では起こらない鎮痛機序はどれか。
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1.下行性痛覚抑制系
2.広汎性侵害抑制調節
3.ゲートコントロール説に基づく鎮痛系
4.血流改善による発痛物質の洗い流しに基づく鎮痛