柔道整復師の勉強は大変?国家試験合格へ向けた勉強方法を紹介!
国試対策・勉強
柔道整復師
解剖学・生理学・運動学など体の基礎知識、疾病や傷害について学ぶ病理学・リハビリテーション医学・衛生学はもちろんのこと、柔道整復師の由来にもなっている柔道についても勉強が必要です。専門学校には夜間で通える学校もあるため、働きながら学びたい人も取得が可能な資格です。
【試験内容】
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規の11科目です。
必修問題 50問 一般問題 200問の計250問で合格基準は必修問題が8割以上、一般問題は6割以上です。
柔道整復師の第32回国家試験の回答速報ページはこちら
柔道整復師を目指すうえでおすすめの勉強方法
柔道整復師のための学問は多岐にわたるため、膨大な知識や技術を身に着ける必要があります。勉強するべき分野だけ聞くと「本当に全部覚えられるの?」と不安になる人も多いと思います。どうやって勉強すればいいかわからない!成績が伸びずに悩んでいる!そんな人に向けての勉強法をご紹介します。
国家試験の過去問題をひたすら解く
柔道整復師をはじめ多くの国家資格は過去に出題された問題をまとめている問題集が売っています。
国家試験に合格するためには出題の傾向は知っておくべきでしょう。また出題数が250問と非常に多く、国家試験本番までに数多くの問題を解くことに慣れなくてはなりません。また試験本番はほぼ1日がかりで試験を行うため、長時間集中力を保たせる必要があります。
実際の試験を想定し、時間を測りながらやると本番の緊張感もイメージすることが出来きるのでおすすめです。
過去問の問題集を使い、多くの問題を解くことで自分の苦手分野や間違いやすい傾向を掴むことが出来るので注力して勉強する分野がわかり効率的に復習もできます。また模擬試験を受けられる機会があれば出来るだけ多く受けておくことをおすすめします。
覚えにくい点は絵に描いて覚える
柔道整復師は骨や筋肉など、体のさまざまな部位や機能を覚える必要があります。
そのうえで柔道整復師の業務である骨折・脱臼などの治療方法も知っておかないといけないですね。骨折や脱臼など怪我の仕方は同じ関節、部位でも様々あり、そのまま文字で覚えようとするとイメージがつきにくく頭が混乱してしまいきちんと覚えられないと思います。
英単語のように単語帳を作るなどの方法もありますが、体の部位はそれぞれの位置関係や形状も知っておかないと柔道整復師の業務はできません。そのため文字だけではなく絵に描いてみると、印象が強くなり記憶に残りやすくなります。
また、絵に描くという行為は何度も資料をみて観察することになるため詳細に覚えることが出来ます。
キャッチーな語呂合わせをする
生理学という人体の組織、細胞、器官の各要素がどのように活動しているのかを学ぶ分野があります。
骨折や脱臼などと違い、体の中で起こることなので目に見えず個人的にはとても難しい分野だと感じます。生理学は器官の名称を覚えることはもちろんですが、それぞれの活動の順番、作用なども覚えなくてはなりません。
特にホルモンの名前は似たようなものが多かったり、覚えにくい名称だったりするためキャッチ―な語呂合わせで名称と活動の順番を一緒に覚えることがおすすめです。語呂合わせは様々あり、人によって覚えやすいものをそれぞれ覚えていることが多いので学校の先輩や先生に聞いてみると面白いものがたくさんあると思うので楽しみながら勉強しましょう。
語呂合わせは生理学だけではなく、様々な分野の暗記に活用ができますのでぜひ使ってみてくださいね!
仲間と一緒に勉強する
勉強は一人で集中すべき!なんて思っていませんか?
一人で勉強していると勉強方法が偏ってしまい、ふたを開けてみたら全く身についていない…ということもあります。
一緒に勉強してくれる仲間をたくさん見つけて一緒に勉強することがおすすめです。仲間と一緒に勉強すると、それぞれお互いの勉強方法や得意分野があり高め合うことができます。自分が苦手な分野も仲間がいることで比較しやすく良い意味で競い合うことが出来ます。
私が学生の時はこの気持ちで早くから集中して勉強する習慣がついたので、最終学年になって焦る…なんてことがなく試験に臨めたと思っています。また、国家試験が近づいてくると緊張とプレッシャーで押しつぶされそうになることもあります。
試験当日には「もし落ちたらどうしよう…」なんて思いも駆け巡り、実力の100%が発揮できない場合もあると思います。そんな時に同じ気持ちを共感できる仲間の存在は絶大です。
柔道整復師になるための勉強方法まとめ
柔道整復師になるためには、学ぶべき分野も多く覚えなくてはいけないことが膨大にあります。
暗記力が要といっても過言ではありません。合格の為に必要なものをしっかりと覚えるポイントは
- 国家試験の過去問をひたすら解く
- 覚えにくいことは絵に描いて覚える
- キャッチーナ語呂合わせにする
- 仲間と一緒に勉強する
この4つです。
悔いのないように勉強をして、国家試験合格を勝ち取ってください!