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柔道整復師になるためにおすすめの教科書や参考書

柔道整復師になるには最低でも3年間の養成課程で就学する必要があります。養成課程で学びを深める中で柔道整復師としての専門的な科目から医学一般まで幅広く知識を深める必要があります。
学びを深める上で必要となる教科書や参考書についてご紹介します。

柔道整復師になるために必要な勉強

柔道整復師になるためには様々な科目を学ぶ必要があります。
・柔道整復理論
・柔道整復実技
・解剖学
・生理学
・運動学
・病理学
・公衆衛生学
・一般臨床医学
・リハビリテーション学
・外科学
・整形外科学
・関係法規
・社会保障
これらの中でも必修科目は柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、社会保障であり、国家試験でも必修問題として問われる部分です。

 

柔道整復師になるためのおすすめの教科書

座学編

解剖学

解剖学は国家試験でも柔道整復理論の次に配点が高い教科です。
その中でも骨格系、内臓系、神経系が重要で、実際に国家試験でも問われることが多く、勉強することが得点を取ることにつながります。
人体の構造を支える筋肉や靱帯・骨を扱う骨格系、肺や心臓など内臓器の構造などは、ただひたすらに教科書を読んで覚えるのも大事ですが、絵を自分で書いて文章と定着させるのも勉強の進め方として有効です。
身体の中の話なのでイメージがしずらく覚えにくい分野ではありますが、実際に身体を動かしてみたりしながら理解を深めるのは有効な手段の一つです。
ある程度出題される問題や範囲の傾向はあるため重点的に理解を深めるようにするのは一つ有効な勉強法です。

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生理学

生理学は解剖学の次に配点が高く、基礎科目においても大切な科目の一つです。
日常では触れない部分が多く、また体表から触れることが出来る解剖学よりも内側の働きを学ぶ科目なので苦手としている人も多く見受けられます。
国家試験の傾向としては内分泌と呼ばれるホルモンの分野や、神経活動を中心とした問題が出題される傾向にあります。
解剖学とリンクする科目でもある生理学は、解剖学における部位の名前が分かっていないと、解くことは難しいです。

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実技編

国家試験において実技試験があるわけではありませんが、実際の実技を想定した問題は出題されます。
理論と併用して覚える必要がありまた範囲も量も多いこの実技科目ですが、実技らしく体を動かし実際に材料を使って実践すると問題が解きやすくなるかと思います。
実技授業では触れきれない、また現代ではやらないことも実際の教科書に書いてありますが、過去問の傾向を鑑みつつ、整復時の患者さんの肢位や術者の動き方、固定では患者の肢位や用いる材料、固定期間を中心にとにかく実践することが大切です。

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まとめ

国家試験の勉強を含めまずは教科書ベースで覚えるのが一番良いと思います。
また生理学などイメージしにくい教科に関しては内部の構造など曖昧になりやすいため、自分が理解しやすい資料を見つけて勉強すると更に学習しやすくなります。
柔道整復師だけにこだわらず、看護や理学療法士などの教材をのぞいてみると自分に合った教材が見つかるかもしれません。

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