求人票の読み解き方!~「思っていたのと違う!」とならないために~
業界動向・知識
治療家業界に特化した就職・転職支援サービスとして、業界最大級のウィルワンエージェントで、学生を専門に就職サポートを行うキャリアパートナーの中山さんにお話を伺いました。
記事を書いた人
中山 茜
株式会社エス・エム・エス ウィルワンエージェント キャリアパートナー
新卒専任のキャリアパートナーとして3年間担当(2022年現在)。
年間200名以上の治療家学生の就職活動をサポート。
学生が、治療家としての土台となる大事なファーストキャリアを自信をもって決められるよう、就活のプロとしてアドバイスを行う。
企業の良いところだけでなく懸念になり得ることもしっかり伝え、正しい判断ができるよう、その方に寄り添った誠意ある対応を心がけている。
自分に適した就職先を探すためには、求人情報の内容を正しく読み解く力が求められます。
基本給のほかに資格手当があるか、勤務地の決まり方など、確認すべきポイントの基礎知識を持つことで、よりイメージギャップの少ない就活ができます。
就職活動が始まる前に、一般的な求人票の読み解き方の理解を深めておきましょう。
就職活動でまずやるべきこと:求人情報をリサーチする
求人情報の内容を読み解く前に、求人情報をリサーチする方法をおさらいしておきましょう。
鍼灸整骨院・整骨院(接骨院)の求人の探し方には、以下のような方法が考えられます。
・ネットの求人検索サイト
・就職支援(求人紹介)サービス
・業界特化型合同説明会
・養成学校のキャリアセンターや掲示板
・治療院・クリニックなどのホームページ
・ハローワーク
①:ネットの求人検索サイト
場所や時間を問わず、自分で調べられることが求人サイトの魅力ですが、一方で情報が古くなりやすい・得られる情報が限られているというデメリットもあります。
この業界には、資格保有者・取得者向けに特化した求人サイトもあります。
「柔道整復師 求人サイト」「鍼灸師 求人サイト」「あん摩マッサージ指圧師 求人サイト」などのワードで検索すると、複数ヒットするので参考にしてみましょう。
求人の詳細を見ようとすると登録画面に遷移するサイト、求人の詳細が見られないサイトは、後述する就職支援サービスである可能性があります。
就職支援サービスは、細かい求人情報まで確認できる代わりに、担当者とのやり取りが発生し、返信が必要になるので、ご自身の状況に合わせて使い分けましょう。
②:就職支援(求人紹介)サービス
登録すると、あなた専門のキャリアパートナー(エージェント)がつき、希望条件や状況に応じておすすめの求人を提案してもらえるサービスです。
入社のタイミングで企業から手数料をもらって運営しているケースがほとんどで、仕事を探す人には料金がかかりません。
企業への連絡も代行されるので、連絡のマナーに悩むことや、あまり興味がない企業から無理な勧誘を受けることもありません。
求人サイトなどでは探しにくい条件も細かくヒアリングされるので、自力ではたどり着けない企業に出会える可能性が高いです。
就活の基礎知識や、今の求人のトレンドなども教えてもらえるので、活用しない手はないでしょう。
一方で、人と人とのやり取りになるので、都合の悪いタイミングで連絡が来ることもあります。事前に都合の悪いタイミングは伝えておき、連絡を避けてもらうようにすると良いでしょう。
CMや電車内の広告で見るような、一般的にも有名な就職支援サービスは、幅広く様々な求人を知っている代わりに、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の働き方についての専門性は弱い傾向があります。
必ず、業界の求人情報に特化したサービスを選ぶようにしましょう。
③:学校や企業が開催する業界特化型合同説明会
専門学校や大学の中には、合同説明会を行うところも多くあります。
学校の説明会で施設の情報を得て、見学から就職活動をスタートさせる方法は、これから資格を取得する学生にとって最も一般的な方法と言えます。
近年、学校で開催されている説明会以外にも、国試黒本を始め、様々な外部企業も、合同説明会を定期的に開催しています。
様々な企業の人事担当・現場スタッフと直接話せるので、詳しい雇用条件の仕組みや実際の現場での話などじっくり聞けるチャンスです。
内定を手に入れたい3年生はもちろん、早めに情報収集をしたい2年生や1年生も参加してみると良いでしょう。
説明会で話を聞くだけでなく、見学の約束をして、実際の現場を見ると、何倍もの情報が得られます。
話を聞くだけでなく、少なくとも2つは見学の予約を取るようにすることをおすすめします。
1-2年生の場合は、来ているスタッフに就活のアドバイスをもらう使い方もおすすめです。
企業選びで見るべきポイントや、勉強との両立の方法など、聞けば真剣にアドバイスをしていただけることが多いです。
④:養成学校のキャリアセンターや掲示板の求人票
専門学校・大学のキャリアセンターには鍼灸整骨院・治療院側から多くの求人票が送付されています。
在学生や卒業生は学校内の掲示板や就職担当者から紹介される求人票を確認し、応募することができます。
求人票のみでは得られる情報は限られるものの、卒業生の運営している院の求人など、他にはない求人に出会える可能性もあるので、上手に活用したいところです。
⑤:治療院・クリニックなどのホームページ
求人サイトなど、求人が一括で確認できる媒体は、企業にとっては「忙しい治療の合間を縫って、フォーマット通りに情報を整え、連絡する」という手間が発生します。
そのため、個人経営の治療院を中心に、自社のホームページでのみ求人を掲載している企業も一定数有ります。
一方で、求人情報が掲載されていても、すでにほかの応募者が内定し、選考活動が終了していることもあります。興味のある求人がある場合は、採用活動が続いているどうかを求人元に確認しましょう。
⑦:ハローワーク
ハローワークは、国が管理している求人システムのため、誰でも求人を掲載しやすく、誰でも探せる、というメリットがあります。
掲載の期間も初めから決まっているため、求人情報が古くなりにくいところも魅力です。
一方で、どんな業界の求人にも対応できるようなフォーマットになっているため、やや情報が読み取りづらいというデメリットもあります。
特別な資格を求められるため、ハローワークに掲載されていないも多くあります。他の方法も並行して利用しながら使う方が良いでしょう。
求人票の解説とチェックポイント
就職活動でまず大切なことは、求人情報の内容を読み説くことです。
特に、初めて就職活動に取り組む場合、書かれている内容をきちんと理解し、ポイントを押さえることで、より自分にあった就職先を見つけることができるでしょう。
求人情報が発行されているサービスや、求人票には、確認すべきポイントがいくつかあります。
最低限、求人票の以下のポイントをしっかりと確認しましょう。
(1)会社情報で業態や社風を確認する
(2)雇用形態や募集資格を確認する
(3)業務内容を確認する
(4)勤務場所を確認する
(5)休みを確認する
(6)給与や手当を確認する
(7)加入保険や福利厚生を確認する
(8)選考プロセスを確認する
自分の希望をすべて満たす求人はほぼありませんので、ある程度は妥協する部分も必要になってきます。
実際に求人票のサンプルを見ながら、確認すべきポイントを解説します。
サンプルは、鍼灸整骨院の求人を想定していますが、訪問マッサージやデイサービスなどでも、確認すべき点はほぼ同一です。
求人票のチェックポイント1:会社情報で業態や社風を確認する
まずは求人元の企業情報(1)を確認します。このサンプルでは「会社概要」として求人元の情報が記載されています。
事業内容や会社名などが記載されています。書類によっては、「求人者」や「求人事業者名」、ハローワークの求人票では「会社の情報」と書かれている欄を注目します。
鍼灸整骨院・治療院の場合、複数の店舗を運営している大手グループ院もあれば、地域密着型の個人院など、規模も大小さまざまです。
訪問マッサージやデイサービスの場合、同じような名前の事業所でも、フランチャイズのため経営元の会社が異なる場合が多くあります。
また「企業理念」の記入欄があれば、患者に対する接し方や企業理念なども記載されており、求人元の事業所の考え方も確認できます。
とはいえ、文字で書かれている情報のみで会社の社風を正確に読み取るのは不可能です。求人票と併せて、会社や院のHPも必ず確認しましょう。可能であれば、選考前に見学や来院をすると、なお雰囲気がつかめます。
求人票のチェックポイント2:雇用形態や募集資格を確認する
次は「募集要項」の欄から、「雇用形態」と「募集資格」に関する項目(2)を確認します。ハローワークの求人票では「仕事の内容等」欄にある「雇用形態」と「必要な免許・資格」となります。
「雇用形態」には、正社員や有期雇用(パートなど)など、求人の雇用形態が記載されています。
「応募資格」欄については、ハローワークの求人票では「仕事の内容等」欄の「必要な免許・資格」をチェックしましょう。
応募資格者は以下になることが大半です。
・国家資格保有者
・国家資格は未取得だが養成学校で修学中・修学済み
・(訪問マッサージやデイサービスの場合)普通運転免許
国家資格保有者の場合は、勤務経験者限定求人を除けば、ほとんどの求人に応募可能です。
関連する資格を持っていなくても、国家試験の受験予定があれば、資格取得前から内定を取っておくことができる可能性が高いです。
どうしても気になる求人は、直接連絡し、一度応募の相談をするという選択肢も視野に入れましょう。
訪問マッサージやデイサービスの場合は、往診や利用者様の送迎のために、運転免許が求められることが多いです。
視覚障害があるなどで運転が難しい場合は、必ず事前に相談し、お互いに不安のない業務ができるかどうか確認しましょう。
求人票のチェックポイント3:業務内容を確認する
「業務内容」の項目(3)には、採用された場合に、自分が担当する仕事について記載されています。ハローワークの求人票では「仕事の内容」欄を確認しましょう。
施術やカウンセリング業務などの患者対応だけでなく、事務作業などを行う場合もあります。
求人票のチェックポイント4:勤務場所を確認する
大手グループ院など、複数店舗を経営する企業に就職した場合は、「勤務場所」(4)についての確認も重要です。ハローワークの求人票では「就業場所」として記載されていますのでチェックしましょう。
画像の例のように、詳しい場所についての記載がない場合は、他の内定者との兼ね合いで配属が決まる可能性が高いです。引っ越しの希望がなければ、ご自宅から60分以内の配属にしていただけるケースが多いですが、不安であれば必ず面接のときなどに担当者に確認しましょう。
また、希望の勤務地に配属されたとしても、グループ院では将来的に別の地域へ転勤する可能性もあります。転勤の有無が求人票に記載されていない場合は、直接採用担当に問い合わせることも重要です。
逆に、希望する企業がご自宅近くに事業所がない場合、ご自身が引っ越しをすることも検討しなくてはなりません。
特に新卒学生様の中には、「1時間半かけて学校に通っているので、そのくらいの通勤時間なら耐えられます」という方が多くいらっしゃいます。
ですが、「学校で座って授業を聞く1日」と、「身体を動かしたりお客様の相手をする1日」では、終わった後の疲労度は大きく異なります。
毎日8時間(場合によってはそれ以上)働いて、さらにそこから1時間半以上かけて帰宅し、身の回りの支度をして次の日また1時間半以上かけて通勤する、というのは、ご自身が想像するよりもハードです。
患者様・お客様の身体を支える自分たちが身体を壊してしまっては元も子もありません。
引越し手当や家賃手当が支給される企業も増えてきています。
ご自身の健康を守るためにも、無理のない通勤が出来る企業を選ぶか、思い切ってご自身が引越しをするようにしましょう。
求人票のチェックポイント5:休みを確認する
「勤務時間」や「就業時間」(5)については、院の営業時間が記載されていることがほとんどです。
訪問マッサージやデイサービスの施設勤務の場合はあまり前後の残業はありませんが、
院内勤務の場合は、営業前の準備や、営業時間ギリギリにご来院された患者様の対応などで、拘束時間自体は記載の時間より1~2時間延びることが多いため、注意しておきましょう。
「休日」に関しては、土日祝の営業があるかで取得方法も変わります。
「週休2日」は、ひと月の中に1回以上2日休みの週がある、ということなので、必ず週に2回休みが取れるわけではない
という情報は一般常識として広まりつつありますが、
一方で「週休2日と書いてあると言うことは、月に6日くらいしか休みがない」という勘違いも起きている印象があります。
週休2日、と書いてあっても、完全週休2日と同等もしくはそれ以上の休みが取れる企業もあります。
求人票の情報だけで判断せず、月にどのくらい休みの日数があるのか、担当者に確認してみましょう。
求人票のチェックポイント6:給与や手当を確認する
「給与」(6)(ハローワークの求人票では「賃金」)については、求人元のモデル年収を記載している場合もあります。ご自身のご経験次第で、スタート金額が異なる可能性もあるので、金額は目安程度に見ておきましょう。
この業界では、営業時間後の残業代は、「みなし残業手当」や「固定残業代」として給与に含まれていることがほとんどです。
画像のように書き分けられている場合もあれば、すべて含めて「基本給」として提示されている場合もあるため、必要に応じて確認しましょう。
求人票のチェックポイント7:加入保険や福利厚生を確認する
「加入保険」(7)については、「労災保険」「雇用保険」「健康保険」「厚生年金」の4つがすべてそろった状態を「社会保険完備」と言います。
「労災保険」はすべての労働者を加入させる義務があるため、どの企業でも入っていますが、
「雇用保険」「健康保険」「厚生年金」は、加入させる義務がない場合もあるので、入っていない企業も中にはあります。
業界の待遇も良くなり、ほとんどの求人が社会保険完備となっていますが、
スタッフ数が少ない個人院などで、社会保険完備でない場合は、ご自身で国民健康保険、国民年金を全額自己負担する必要があり、出費が多くなるので注意が必要です。
その他、「扶養手当」「引越手当」「家賃手当」などの福利厚生を重視する人もいるでしょうが、これは大手グループ院と個人院で大きな違いがあります。求人票をたくさん見比べて、「会社の概要」や「会社の情報」欄と合わせながら、その違いを確認するとよいでしょう。
求人票のチェックポイント8:選考プロセスを確認する
「選考方法」(8)には、採用試験の内容や選考の流れについて記載されています。ハローワークの求人票では「選考等」を確認します。
気になる企業であればあるほど、連絡には勇気がいると思いますが、応募しなければ採用されることはありません。
しっかり選考プロセスを確認し、漏れがないように注意して応募しましょう。
事前見学・来院の大切さ~人気求人の注意点~
入社してからの研修制度の詳しい内容や、開業支援等のこと、時短勤務が相談できるかどうか、などについては、記載のある求人とない求人があり、求人票の情報からは分かりづらい部分です。
事前もしくは面接時に院を見学できることがほとんどです。職場の人間関係などを把握することは難しいですが、雰囲気や施術の方針・設備の充実度などは確認できます。
柔道整復師編:整形外科・クリニックの場合
柔道整復師の方の中には、外傷を診る経験を増やしたいために整形外科・クリニックでの勤務を希望する方も多くいらっしゃいます。
整形外科・クリニックの求人は数が少ないため、「あればとりあえず応募する」という選択をしがちですが、思い描いている働き方と実際の現場での働き方が大幅に異なる場合もあるため、注意が必要です。
例えば、みなしPTとしての勤務になるため、同じ業務をしていても理学療法士より待遇が悪いケース、
外傷の固定業務は任せていただけるものの、お医者様の診断通りに業務をするだけで勉強会などがなく、結局自分で見立てをする力が身に付かないので一人で患者様を診られないケース、
中には、お医者様の柔道整復師への理解が浅く、機械の脱着がメインの業務になるケースなどもあります。
「スポーツなどのけがで困っている人がいたら、自分で判断して治せるようになっておきたい」という気持ちがある方は、場合によっては近隣の学校の部活生がよく来院する整骨院などの方が求める経験が積める場合もあります。
鍼灸師編:鍼灸院の場合
多くの鍼灸師が気になるであろう「鍼灸治療ができる割合や一日の人数」は、求人票には記載がない場合や、記載があっても現実に即していない場合もあります。
鍼灸師の方の中には、鍼灸治療の経験を増やしたいために鍼灸院での勤務を希望する方も多くいらっしゃいます。
鍼灸院の求人は数が少ないため、「あればとりあえず応募する」という選択をしがちですが、思い描いている働き方と実際の現場での働き方が大幅に異なる場合もあるため、注意が必要です。
特に著名で凄腕な先生が運営されている鍼灸院の場合、患者様は誰しも「その先生の治療を受けたい」と思うもの。
先生の技術は近くで見ることができても、自分は患者様に鍼灸治療をする経験が積めないケースもあります。
今まで筆者が出会った鍼灸師様の中には、「鍼灸院で2年間働いているが、患者様がいる時間に鍼を触ったことが一度もない」という方もいらっしゃいました。
もちろんそれは極端な例にはなりますし、きちんと鍼治療ができる鍼灸院もあります。
ただ、素晴らしい技術を近くで見ることができても、鍼を患者様に打てなければ、自信を持って「技術が身に付いた」とは言えませんよね。
「鍼灸治療の知識を深めるだけでなく、自分で打てるようになりたい」という気持ちがある方は、場合によっては来院数と鍼灸割合が多い鍼灸整骨院の方が求める経験が積める場合もあります。
鍼灸師編:病院・訪問鍼灸の場合
先述の通り、院内業務は営業時間以上に拘束時間が長くなる傾向にあるため、より短い拘束時間を求めて病院・訪問鍼灸の求人を求める鍼灸師もいます。
訪問鍼灸も鍼灸院同様数が少なく、病院求人に関しては、全国レベルで2-3年単位で探しても求人が1件あるかないかに留まることもあります。
そもそも、求人が少ない主な理由は「他の資格者の方が企業にとって都合がいいため、鍼灸師は応募がかかりにくい」というところにあります。
病院求人は、求人サイトなどに掲載される前にコネや問い合わせで採用が決まってしまうことが多いため、毎週自分で積極的に鍼灸を扱っている病院のホームページを確認するくらいの根気を持って探しましょう。
訪問の求人は、募集資格欄の「鍼灸師」にチェックがついていても、ふたを開けてみると「あん摩マッサージ指圧師が必須で、鍼灸師もあればなおよい」というケースが多く、あん摩マッサージ指圧師の資格を持たずに訪問求人を探すのは困難を極めます。
また、訪問先で何か事故があったときに責任を取り切れない、という理由から、鍼灸師の資格のみでも応募できる訪問の求人であっても、鍼灸治療はできない場合も多いです。
必ず、求人票の情報だけで判断しないようにしましょう。
「短い時間で働きたい」という希望がある場合は、アルバイトの求人を探す方が、病院求人や訪問鍼灸求人を探すよりも条件に合う求人に出会いやすい場合もあります。
まとめ
例に挙げた業態に限らず、選考に進む=今後働く可能性がある職場です。
一目見たイメージだけで判断せずに、本当に自分のイメージに間違いがないか、とことん確認することが、入社後のギャップを少なくするために一番大切なことになります。
出来る限り見学を申し入れて、不明点や気になる点については質問しましょう。
何がわからないかわからない、という方は、頭の中だけで考えず、一度気になっている業態・企業に持っている働き方のイメージを書き出してみる、という方法も効果的です。
「営業時間が9:00~18:00だから、きっと朝は8:30くらいの出勤、終わったら19:00くらいには帰れるだろう」「きっとこんな患者さんが多いだろうから、こういう治療ができるだろう」…というように、
自分の中のイメージを書き出すことで、実際に書かれている情報との照らし合わせができ、「あれ?本当にそうかな?」と疑問を持つことができるようになります。
自分の力でイメージのギャップを埋めることが難しそうだ、と感じる場合は、ぜひ一度ウィルワンに相談してください。
就活のプロが皆さんの相談をお待ちしています!