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スポーツトレーナーになるには?やりがい、仕事内容、なり方を解説

スポーツトレーナーになるには?スポーツトレーナーを目指す方法とは

スポーツトレーナーはスポーツ現場において、選手らが最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートする仕事です。
スポーツトレーナーの仕事は大会の当日だけでなく、日々のトレーニングや場合によってはケガへの応急対応など行う場合があります。

スポーツトレーナーになるためには大きく4つの方法が考えられます。

  • 大学や短大で学ぶ方法
  • 専門学校で学ぶ方法
  • 医療系の大学・専門学校で学ぶ方法
  • 独学で学ぶ方法
  • いずれにせよスポーツトレーナーとして活躍するためには確かな知識や技術、また実績や信頼が大切です。
    自分が想像する将来のトレーナー像と現状を比較することで、どの方法でスポーツトレーナーを目指すか見定めるのが重要です。

    大学や短大で学びスポーツトレーナーを目指す方法

    スポーツトレーナーになる方法の一つに、体育系の大学で学ぶ方法があります。
    体育系大学では、体育・スポーツなど健康科学系の学部においてスポーツトレーナーを目指すことが出来る場合が多いです。
    競技指導、スポーツ心理学、スポーツ医・科学、スポーツ産業など幅広く学ぶことで、スポーツに関わるものとしての教養を育てるようなカリキュラムが展開されています。
    体育系の大学に進学するメリットは、体育大学が故に運動系の部活やサークルが盛んである場合が多いことにあります。
    実際に専攻で学んだ知識を、部活やサークルにて実践することで生きた学びに生かすことが出来ます。

    大学によっては、保健体育の教員免許や(公財)日本スポーツ協会が発行する民間資格の認定アスレチック・トレーナー:JSPO-ATを取得出来たりする場合もあります。

    「スポーツトレーナーとしてスポーツに関わりたい」や「スポーツに関わりたい」のような、漠然とした未来像を持っているけども、詳細まで描けていない人にとって体育系大学への進学によって様々な視点からスポーツを捉える良い学びを得られると思います。
    スポーツを学問として学ぶ中でトップアスリートに関わりたいのか、地域スポーツに寄与したいのか、スポーツ教育をしたいのかなど目的を明確にしていけばよいのではないでしょうか。

    専門学校で学びスポーツトレーナーを目指す方法

    なりたいスポーツトレーナー像が明確になっている場合は、専門学校でスポーツトレーナーを目指すのも一つの方法です。
    専門学校は「職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として組織的な教育を行う教育施設」とされており、実践な職業教育がなされる場所です。
    専門学校は「スポーツトレーナー」や「インストラクター」など、卒後に就く職業に応じてコースが開講されています。

    同じスポーツトレーナーでも、関わり方や役割はとても幅広く、

  • 一流のプロアスリートに専属トレーナーとして帯同したい
  • 地域のスポーツクラブなどで、運動指導を通してスポーツの楽しさを伝えたい
  • これからプロアスリートを目指す子供たちへ指導をしたい
  • 上記のいずれも対象も違えば、求められる知識も変わってきます。

    自分がスポーツトレーナーとしてどのような人達に関わりたいのかはっきりしている場合は、専門学校で実践教育課程を経ることで、即戦力として現場で求められる知識を持ち卒業することが出来るかと思います。

    医療系大学・専門学校で学びスポーツトレーナーを目指す方法

    少し視点は異なりますが、医療系大学や専門学校で学ぶことでスポーツトレーナーを目指すことも出来ます。

    医療系大学・専門学校で学ぶのは主に医学であり、卒業と同時に医療系国家資格の取得を目指します。
    学びの内容としては、人体の構造や機能から病気や治療法について学びます。
    体育系の大学と比較して、スポーツの学びに特化しているわけではないですが、学校によってはスポーツトレーナーコースが併設されている場合もあります。
    通常の医学の学びに加えてスポーツ現場における頻出する疾患などを学ぶことで、スポーツ現場にて必要な知識を身につけます。

    医療系国家資格を所持してスポーツトレーナーとして活動するメリットとしては、通常のトレーニングなどの仕事に加えてコンディショニングスタッフやメディカルスタッフとして関与することが出来ます。
    スポーツ現場において選手の身体に介入することが許される医療資格所持者は、その分関わり方の幅が増えると言えます。

    スポーツ現場で活躍する資格として、理学療法士・柔道整復師・はり師きゅう師・あん摩マッサージ指圧師などが挙げられますが、介入出来る医療行為も異なるので注意が必要です。

    独学で学びスポーツトレーナーを目指す方法

    上記に挙げた3つと比較してかなり難易度が上がりますが、独学で学び目指す方法もあります。
    独学で目指す場合は越えなければいけない壁があります。
    1.トレーナー課程と比較した際のキャリア証明がない
    従来の教育課程に入って卒業できれば、学歴として課程修了の証明が可能となります。
    もちろん課程を出たから凄い!というわけではなく、最低限の知識や考え方を持っていることの証明となります。
    2.資格取得が難しい
    教育課程では資格認証機関の認可を受けた教育カリキュラムが提供されており、卒業することで資格取得のための受験資格を得ることが出来ます。一方で独学だと受験資格を得ることが出来なかったり、そもそも資格得るために大変な努力をする必要があります。
    例えば(公財)日本スポーツ協会が発行する民間資格の認定アスレチック・トレーナー:JSPO-ATでは、受験に際して講習会を経る必要があります。
    ・受講する年の4月1日現在、満20歳以上の者で、JSPO、JSPO加盟団体(都道府県体育・スポーツ協会、中央競技団体等)及びJSPOが特に認める国内統轄競技団体(以下「加盟団体等」という。)から推薦され、受講者選考基準を満たす者
    ・受講有効期間内に講習の全日程に参加が可能である者
    ・受講内定後インターネットサービス「指導者マイページ」から申込が出来る者
    これらの条件が示されている一方、認定教育機関を経るとこの講習会を受講せずとも受験資格を得ることが出来ます。
    3.実務や実績を積める場所を探すのが大変
    独学スポーツトレーナーを目指す場合、どれだけ知識や実力を持っていても、キャリアや実績を積むための第一歩を踏み出せる場所を探すのが大変です。
    プロアスリートの現場で活躍したいと考えている場合はなおさらです。

    大学などの現場教育課程であれば実習先にプロスポーツチームがあったりと、学生ながら経験を重ねることが出来る一方で、独学かつバックグラウンドがないとなると受け入れてくれる環境は限られます。
    圧倒的な実力や人脈などがない限り、スポーツクラブなどのインストラクターから徐々にトレーナーとしての活動を開始して実績を積んでいくことが想像されます。
    これらを難なくこなせるならば独学で目指すことも可能です。

     

     

    スポーツトレーナーの働き方

    スポーツトレーナーと言っても関わり方は様々です。
    トップアスリートから地域でスポーツを楽しむ人まで多岐にわたり、それぞれにおいて求められる事象や活動内容は異なります。

    どのように関わりたいのかで、働き方が大きく変わってきます。

    プロの現場で活動する


    トップアスリートが活躍する現場においてスポーツトレーナーとして携われるのは一握りです。

    狭き門であり、要求される水準も高くなります。一方で、関わっている選手やチームが結果を残した際には普通の人では経験できないような感動があるはずです。

    プロ現場への関わり方として、チームとの個別契約、選手個人との個別契約、プロチームにトレーナー派遣している企業に就職などが考えられます。
    いずれにせよ狭き門であるのは間違いありません。

    プロを目指す現場で活動する

    スポーツ現場の全てがトップアスリートの現場ではありません。
    むしろ、セミプロ現場や、社会人スポーツや中学・高校の部活現場などがスポーツ全体でいうと大半を占めることとなるでしょう。

    社会人スポーツや中学・高校の部活とはいえ、競技レベルや種目によってはプロと大差ない場合もあるかもしれません。

    トップアスリートの現場と比較すると比較的間口は広いと考えられるものの、基本的には関わり方としては大差はありません。
    一方で、プロ現場ではないためトレーナーとしての活動報酬などは十分に得ることが出来ないかもしれません。

    主となる仕事を持ちつつ、トレーナーとして活動することが求められるかもしれません。

    地域のジムやスポーツクラブで活動する

    同じスポーツでも、地域のスポーツクラブやジムのトレーニングスタッフとして関わることも出来ます。

    プロアスリート現場でのトレーナー活動と比較して、スポーツクラブやジムに就職することで関わることが出来るため、金銭面や雇用に関して気にする必要がなくなります。
    これから運動を始めたいといった人たちに対して、フィットネスインストラクターとして身近に関わることが出来るのが魅力です。

    海外で活動する

    場所を問わずとにかくスポーツトレーナーとして活動したいという場合は海外に目を向けるのも良いのではないでしょうか。

    一例ではありますが、アメリカのスポーツトレーナー資格:BOC-ATCは準医療従事者として認められていたりと、日本国内では経験できないような経験が出来たりと、業種としての幅が広がります。
    語学の壁や、それなりの課程を経る必要がありますが、スポーツトレーナーとしてかなり広い視点でオールマイティに関わることが出来るようになるでしょう。

    ※BOC-ATC:アメリカのアスレチックトレーナーライセンス
    49州+コロンビア特別区において認められている国家資格で、州法に定められた範囲内で準医療従事者として活動できる。
    大学院課程を専攻し、卒業後に試験に合格する必要があります。

    スポーツトレーナーに向いている人

    スポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートするのがスポーツトレーナーの役割です。
    選手をサポートする以上は、活動時間は選手よりも長くなりがちです。

    結果次第では選手や顧客からとても信頼され、また多くの人が体験出来ないようなことを仕事を通して経験出来る仕事です。
    その反面、結果や成績次第では契約の打ち切りなどシビアな世界でもあります。

    日々プレッシャーがかかる中で、普段通り自分の仕事を着実にこなし最後まで遂行する力は大きな武器となります。

    自分もスポーツが好き


    そもそもスポーツが好きであるというのは重要な要素の一つです。
    普段の仕事に対するモチベーション維持にも繋がります。
    自分っも楽しんでいるスポーツに携わることは、適度な緊張感や責任感を持ちつつも、楽しみながら仕事に望むことが出来るでしょう。

    最新の研究や理論を学ぶ意欲がある

    スポーツ医科学は日夜、研究がされています。
    日々進化し続ける最新の研究情報や知見を追い続け、それらを現場において即座に生かす力が求められます。

    常に自己研鑽を積み重ね、学びに貪欲な姿勢はスポーツトレーナーとして求められる要素の一つです。

    スポーツトレーナーの将来性

    スポーツトレーナーの仕事は競技レベルによって差はあるものの、一定の水準で需要があると考えられます。

    トップアスリートの現場においては、需要は急激に増えることはないものの、急激に減ることも考えずらいです。
    主たる生計口をほかにもち合間を縫ってトレーナーとして活動していくといった柔軟な対応が求められます。

    一方で同じスポーツトレーナーでも、フィットネスインストラクターのようなかかわりであれば、2019年に厚生労働省が行った国民健康・栄養調査では、「運動習慣のある者の割合は、男性で33.4%、女性で25.1%であり、この10年間でみると、男性では有意な増減はなく、女性では有意に減少している。」と報告されています。
    女性に関しては減少傾向ではあるものの、約3割が何かしらの形で運動に触れている習慣があることから、当面は一定の需要があると考えられます。

    経済産業省が報告している特定サービス産業動態統計調査では、フィットネスクラブの利用者数は前年度と比較して増加傾向であるとされています。コロナの影響なども相まっていると考えると、一時的に運動から離れた人が戻っただけと考えることも出来ますが、その分需要が急激に失われるとは現状からは考えずらいです。

    プロアスリート現場、地域のスポーツ現場問わず、今後も一定の水準で需要は求められ続けるのではないでしょうか。

    スポーツトレーナーを目指せる大学、専門学校などをご紹介!

    日本におけるスポーツトレーナーの民間資格の一つに日本スポーツ協会が発行する認定アスレチック・トレーナー:JSPO-ATがあります。
    令和3年度に行われた検定試験では335名が合格しています。

    このJSPO-ATの合格者数が多い上位校をまとめたので参考にしてみてください。

    医療系大学でスポーツトレーナーを目指すおすすめの学校

    医療系大学課程を経てAT試験を受験した場合の学校別合格者数は以下の通りです。

    帝京平成大学(池袋キャンパス)

    私立・東京
    学校種別:大学
    学部・学科:ヒューマンケア学部 鍼灸学科 トレーナー・鍼灸コース/柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    はり師・きゅう師国家試験受験資格/柔道整復師国家試験受験資格
    健康運動指導士受験資格(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
    WEBサイト:
    https://www.thu.ac.jp/univ/human_care/hk_index
    https://www.thu.ac.jp/univ/human_care/jr_index

    了徳寺大学

    私立・千葉
    学校種別:大学
    学部・学科:健康科学部 整復医療・トレーナー学科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    柔道整復師国家試験受験資格
    ストレスフリーセラピスト(ストレスフリー療法研究会)
    健康運動指導士受験資格(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
    CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト受験資格)(特定非営利活動法人 NSCA ジャパン)
    中学校教諭一種免許状(保健体育)
    高等学校教諭一種免許状(保健体育)
    WEBサイト:
    https://www.ryotokuji-u.ac.jp/department/judotherapy-sports-medicine.html

    帝京大学(宇都宮キャンパス)

    私立・東京
    学校種別:
    学部・学科:医療技術学部 柔道整復学科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    健康運動指導士受験資格(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
    中学校教諭一種免許状(保健体育)
    高等学校教諭一種免許状(保健体育)
    柔道整復師国家試験受験資格
    WEBサイト:
    https://www.teikyo-u.ac.jp/faclities/medical_tech/judo_reposition

    医療系専門学校でスポーツトレーナーを目指すおすすめの学校

    医療系専門学校課程を経てAT試験を受験した場合の学校別合格者数は以下の通りです。

    東京メディカル・スポーツ専門学校

    私立・東京
    学校種別:専門学校
    学部・学科:柔道整復師科/鍼灸師科/理学療法士科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    柔道整復師国家試験受験資格
    はり師・きゅう師国家試験受験資格
    理学療法士国家試験受験資格
    WEBサイト:
    https://www.tokyo-medical.ac.jp/course/judo-study/
    https://www.tokyo-medical.ac.jp/course/sinkyu-study/
    https://www.tokyo-medical.ac.jp/course/rigaku-study/

    花田学園

    私立・東京
    学校種別:専門学校
    学部・学科:鍼灸あん摩マッサージ指圧科/鍼灸科/柔道整復科 アスレティックトレーナー専攻科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    はり師・きゅう師国家試験受験資格
    あん摩マッサージ指圧師国家試験受験資格
    柔道整復師国家試験受験資格
    WEBサイト:
    https://www.hanada.ac.jp/mobile/acupuncture/index.html
    https://www.hanada.ac.jp/mobile/acupuncture/specialized.html
    https://www.hanada.ac.jp/mobile/judo/index.html
    https://www.hanada.ac.jp/mobile/at/index.html

    履正社医療スポーツ専門学校

    私立・大阪
    学校種別:専門学校
    学部・学科:理学療法学科/柔道整復学科/鍼灸学科/競技&アスレティックトレーナー/アスレティックトレーナーコース/国際アスレティックトレーナー専攻
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    柔道整復師国家試験受験資格
    はり師・きゅう師国家試験受験資格
    理学療法士国家試験受験資格
    WEBサイト:
    https://www.riseisha.ac.jp/course/physical/
    https://www.riseisha.ac.jp/course/judo/
    https://www.riseisha.ac.jp/course/am/
    https://www.riseisha.ac.jp/course/at_trainer/
    https://www.riseisha.ac.jp/course/medical_at/
    https://www.riseisha.ac.jp/course/eng_at/

    スポーツ系大学でスポーツトレーナーを目指すおすすめの学校

    スポーツ系専大学課程を経てAT試験を受験した場合の学校別合格者数は以下の通りです。

    中京大学

    私立・愛知
    学校種別:大学
    学部・学科:スポーツ科学部 トレーナー学科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    WEBサイト:
    https://nc.chukyo-u.ac.jp/gakubu/sports/trainer/

    日本体育大学

    私立・東京
    学校種別:大学
    学部・学科:体育学部 体育学科/保健医療学部 整復医療学科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    中学校教諭一種免許状(保健体育)
    高等学校教諭一種免許状(保健体育)
    柔道整復師国家試験受験資格
    WEBサイト:
    https://www.nittai.ac.jp/gakubu/univ/taiiku.html
    https://www.nittai.ac.jp/gakubu/medical/seifuku.html

    帝京大学

    私立・東京
    学校種別:大学
    学部・学科:スポーツ医療学科 健康スポーツコース
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    健康運動指導士受験資格(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
    中学校教諭一種免許状(保健体育)
    高等学校教諭一種免許状(保健体育)
    WEBサイト:
    https://www.teikyo-u.ac.jp/faclities/medical_tech/sports_health/

    法政大学

    私立・東京
    学校種別:大学
    学部・学科:スポーツ健康学部 ヘルスデザインコース
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    WEBサイト:
    https://www.hosei.ac.jp/sports/gakka/health/

    スポーツ系専門学校でスポーツトレーナーを目指すおすすめの学校

    スポーツ系専門学校課程を経てAT試験を受験した場合の学校別合格者数は以下の通りです。

    東京スポーツ・レクリエーション専門学校

    私立・東京
    学校種別:専門学校
    学部・学科:スポーツトレーナー科 アスレティックトレーナー専攻/アスレティックメディカルトレーナー科/スポーツ科学トレーナー科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    WEBサイト:
    https://www.tsr.ac.jp/course/st/athletic/
    https://www.tsr.ac.jp/course/at-medical/
    https://www.tsr.ac.jp/course/science/trainer/

    大阪リゾート&スポーツ専門学校

    私立・大阪
    学校種別:専門学校
    学部・学科:アスレティックトレーナー科
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    WEBサイト:
    https://www.sanko.ac.jp/osaka-sports/course/athletics/

    東京リゾート&スポーツ専門学校

    私立・東京
    学校種別:専門学校
    学部・学科:スポーツトレーナー科 アスレティックトレーナーコース
    取得可能資格:
    アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
    WEBサイト:
    https://www.sanko.ac.jp/tokyo-sports/course/trainer/athletics.html

    スポーツトレーナーのやりがいまとめ

    結果を求められるシビアな世界である反面、人が体験出来ないような経験を得ることが出来るのがスポーツトレーナーの世界です。

    単純な職業として考えた際には不安定さがあるものの、主な生計口を他に持ちつつ徐々にスポーツに関わっていく中でスポーツトレーナーとしての活動の幅を広げていくのが良いのではないでしょうか。

    参考文献


    ・公益財団法人日本スポーツ協会,第一回日本のトレーナー実態調査集計報告書,https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/AT/Report/Japan_trainer_report.pdf
    ・馬場 宏輝,(2020),スポーツ指導者の資格と制度の分析に関する研究―アスレティックトレーナーの社会的地位向上に着目して―,尚美学園大学スポーツマネジメント研究紀要,1,5-21.
    ・岩本 紗由美・二神 幹,(2018),公認アスレティックトレーナー資格取得を目指す学生の運動背景,現場実習と将来への希望からみえてくるもの,日本アスレティックトレーニング学会誌,4,1,79-88.
    ・辰見 康剛・篠原 純司・小林 直行・西山 侑汰・名頭薗 亮太・粟谷 健礼,(2019),日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーを目指す学生の就業観とそこから見える課題,九州共立大学研究紀要,10,1,1-9.
    ・厚生労働省,令和元年「国民健康・栄養調査」の結果,https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14156.html,最終アクセス2022年11月18日.
    ・経済産業省,特定サービス産業動態統計調査,https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-1.html,最終アクセス2022年11月18日.
    ・公益財団法人日本スポーツ協会,令和3年度公認アスレティックトレーナー検定試験に335名が合格,https://www.japan-sports.or.jp/coach/news/tabid884.html?itemid=4574

    平松 燿

    記事を書いた人

    平松 燿

    はり師・きゅう師、修士(学術)
    eスポーツトレーナー、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校 非常勤講師

    鍼灸国家試験の学習支援を行うwebメディア「はりらぼ」を運営。
    効率的に国試勉強を行うことで、学生のうちに鍼灸臨床を学べる時間を作ることを目的に活動している。

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