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柔道整復師になると「後悔する」ってホント?後悔しないためのすべき4つのことを紹介

柔道整復師の国家資格をとるために300~700万円の費用をかけて学校に通い、晴れて国家試験にも合格し柔道整復師になったものの、後悔している人も少なくないようです。ではなぜ後悔が生まれてしまうのでしょうか。本記事では、憧れていた柔道整復師になったけど後悔しているという人の特徴や、後悔しないためにやって起きたことなどを紹介します。

柔道整復師になって後悔する人の特徴3つ

柔道整復師になったものの「後悔してしまっている」という人の特徴をまとめてみました。

柔道整復師になって後悔する人の特徴1:柔道整復師の仕事が思っていた内容と違った

「柔道整復師は患者様に施術するのが仕事」というイメージの強すぎる人は後悔することが多いようです。柔道整復師の仕事は実際には施術以外にも、事務作業や清掃など、治療院の運営に欠かせない業務も多くあります。ただ施術に腕をふるっているだけではないという点で、実際の業務とのギャップを感じてしまうと後悔することになりかねません。

柔道整復師になって後悔する人の特徴2:患者様とコミュニケーションがうまく取れない

柔道整復師は施術によって患者様の悩みを解決に導くのが仕事ですが、それにはコミュニケーションが欠かせません。つまり、接客のスキルも大切になってきます。

施術には痛みや不調などの身体的なものだけでなく、精神的なケアなど、心に寄り添うことも求められます。話好きである必要はなくても、人に関心をもって接することが重要ですし、どのような患者様に対しても分けへだてなく対応できないと、柔道整復師としての仕事自体を後悔することになりそうです。

柔道整復師になって後悔する人の特徴3:柔道整復師は予想以上に体力を使う仕事だった

柔道整復師は自身の体を使って患者様の身体的な悩みを解決するのが仕事です。また、多くの院では残業も少なからず発生します。体を使う仕事ということは認識していながらも、それが予想以上であったために後悔する人もいるようです。

 

柔道整復師になって後悔しないためにやっておきたい4つのこと

柔道整復師として働きはじめる前に、やっておきたいことをまとめました。すでに後悔している方も、あきらめてしまう前に、もう一度柔道整復師としての仕事を見直してみましょう。

後悔しないためにやっておきたいこと1:柔道整復師のメリットとデメリットを働きはじめる前に知っておく

就職前に柔道整復師の仕事をするうえでのメリットとデメリットを理解しておくことで、働きはじめてからのギャップを小さくできます。

柔道整復師として働くメリットは、「患者様との距離が近く直接やりがいを感じられる」「資格業で長く働ける」「経験を積めば開業できる」などがあります。

逆に柔道整復師として働くデメリットは「事務など施術以外の業務も多い」「拘束時間が長い」「立ちっぱなし•動きっぱなしで体力がいる」などがあります。

後悔しないためにやっておきたいこと2:とにかく柔道整復師としてのスキルを身につける

柔道整復師は国家試験に合格した人しかできない仕事です。また、就職後も磨き続けたスキルは裏切りません。十分なスキルが身についていれば、職場環境や人間関係にストレスを感じて、転職や独立開業を視野に入れたとしても、多くの活躍の場があるでしょう。

後悔しないためにやっておきたいこと3:接骨院や整骨院以外にも柔道整復師として働ける場所を知っておく

柔道整復師の需要は年々高まる傾向にあります。そのため、柔道整復師の活躍の場は接骨院や整骨院だけではなく病院の整形外科やクリニック、介護施設、スポーツの現場などにも広がっています。さまざまな仕事先があることを知っておくことで、自身にぴったりの職場に出会える可能性も高まります。

後悔しないためにやっておきたいこと4:開業する場合は経営を学ぶ

柔道整復師は開業のしやすさから独立開業する人も多く、接骨院・整骨院の数は年々増え続けています。しかし、開業するとなると技術面だけではなく経営やマネジメントの知識も必要です。

経営やマネジメントは、グループ院でマネージャーや院長職に就くことで学べます。また、技術研修のほかに経営関連の研修制度を設けているグループ院もあり、キャリアアップを目指しつつ経営に関するスキルを学ぶには適しているといえるでしょう。

まとめ:柔道整復師の資格があればさまざまな職に転職もできる!

職場環境や職種特有の悩みは実際に働いてみなければわからず、働いてみてはじめてわかることも多いでしょう。自分が得意だと思っていたことがそうでなかったり、違うことに挑戦してみたくなったりと自分と仕事との相性等もあると思います。

先輩の柔道整復師も少なからず後悔はあるようですが、後悔しないための準備をすることは可能です。後悔しないために、今からできることをやっていきましょう。しっかりと業界知識を蓄えたり、施術の技術や知識を高めたりおきましょう。

柔道整復師の活躍の場は増えています。接骨院や整骨院だけではなく病院の整形外科やクリニック、介護施設などでも柔道整復師の需要は高まっています。もし、働きだした職場が理想と違っていても、また違う場所で活躍できる可能性を持つ。それはさまざまな業界で求められている柔道整復師の強みともいえるでしょう。

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